【2024年最新】RPAツール導入時のコスト相場とは?比較ポイントを解説!

RPAツール導入時に価格に対してみるべきポイントとは?

RPAツールにかかるコストは選択するRPAの提供タイプ、また、サポートや保守をベンダーに求めるかによっても異なります。
RPAツールに何を求めるかを明確にせず、導入してしまうと思いのほかコストが膨らむため注意が必要です。

当記事ではRPAツール導入時にかかるコスト相場、各コストが必要になる場面について解説をします。

目次

RPAツール導入時にかかるコスト相場

コストについての相談イメージ

RPAツールの導入を検討する場合、要件やRPAの種類にもよりますが以下のコストがかかります。

ライセンス導入時のコスト 10~50万円
ライセンス維持コスト クライアント型 3~140万円/年
サーバー型 100~240万円/年
クラウド型 120~240万円/年
ハードウェアにかかるコスト 新規にPCを用意 ~10万円
新規にサーバーを用意 ~20万円
導入支援コスト 5~10万円/月
開発委託コスト 15~30万円/ロボット1体
保守コスト 60~150万円/月
研修コスト 3~30万円/人

以上のコストの合計をケース別に算出すると以下の通りです。

導入初期にかかるコスト 維持に係るコスト
10~150万円 66~390万円

RPAツールのライセンス導入時のコスト

月額・年額契約とは別に初期費用を設定するRPAツールベンダーは少なくありません。
初期費用として、10~50万円程度を要求する場合が多いようです。

RPAツールのライセンス維持コスト

RPAツールは基本的に月額または年額によるサブスクリプションのライセンス形態で提供しています。
RPAツールには以下3タイプが存在し、タイプによって以下のコスト感になる場合が多いようです。

提供タイプ 月額 年額
クライアント型 5,000円~12万円 6~140万円
サーバー型 8~20万円 100~240万円
クラウド型 10~20万円 120~240万円

上記いずれの提供タイプが適しているかは、各社の業務要件によります。
例えば、RPAツールの自動アップデートや自前でのサーバー準備をしたくないのであれば、クラウド型が最適です。

また、自社の業務要件やセキュリティ要件に適合したRPAツールを作りこみたいのであれば、サーバー型が適しているでしょう。
このように求める要件によって、適するRPAツールは異なりますので、ランニングコストに加えて、ぜひ一度要件を整理してからご検討ください。

RPAツールのハードウェアにかかるコスト

RPAツールのハードウェアにかかるコストのイメージ

クライアント型のRPAツールを導入する場合、パフォーマンスを一定にするため専用のPC導入を推奨している場合があります。
もちろん導入は必須ではありませんが、推奨通り導入すればパフォーマンスは出しやすくなります。

また、サーバー型のRPAツールを導入する場合、RPAツールが稼働するサーバーの準備が推奨されています。
RPAツールが求めるシステム環境にもよりますが、多くの場合で一定以上のスペックを備えたPCで代用が可能です。

上記いずれにしろ、検討中のRPAツールが購入者に求める要件によりますが、以下のコストが発生する場合が想定されています。

新規にPCを用意 ~10万円
新規にサーバーを用意 ~20万円

RPAツールの導入支援コスト

開発パートナーが入っていないユーザーや開発パートナーにRPA知見が少ない場合などを想定して、RPAツールのオンボード支援を行っているベンダーがいます。

オンボード支援を利用する場合、担当のCSMやプリセールが派遣され、RPAツールのインストールから、初期設定までを支援してくれるため、安心してRPAツールの導入が可能です。

このようなオンボード支援サービスの相場は月額5~10万円程度になっています。

RPAツールの開発委託コスト

RPAツールを自社用にカスタマイズするために、開発パートナーへロボット開発を依頼する場合があります。

特にサーバー型RPAツールを利用する場合には比較的作りこみがしやすく、導入利点ですので、開発委託コストはほぼ発生すると見込んでよいでしょう。

開発パートナーにロボット開発を依頼する場合、ロボット1体ごとに15万円~30万円程度が相場です。

RPAツールの保守コスト

RPAツールを利用した際にエラーや不具合が出た際、自力で解決が難しい場合を想定するのであれば、ライセンス費用とは別に保守コストが発生します。

チケット制のサポート窓口へ問い合わせ可能にする、専任のエンジニアを常駐させるなど、いくつか保守サポートの形式はありますが、月額60~150万円程度が相場のようです。

RPAツールの研修コスト

保守コストは月額60~150万円と高額であるため、自社内でRPA管理者を育成が合理的です。
自社内にRPA管理者を育成する場合、各ベンダーが提供する製品研修を受講するとよいでしょう。

各RPAツールの研修ではツールの基本操作などを数時間~数日間学ぶものが多く、1人あたり3~30万円程度かかる場合が多いようです。

RPAツールのコスト比較時ポイント

コスト比較のイメージ

RPAツールにコストをかけるほどよいわけではなく、あくまでコストに見合ったRPAツールを選定する必要があります。
コストに対してみるべきポイント例は以下の通りです。

  • ポイント①:業務要件に対する機能
  • ポイント②:導入支援サービスの内容
  • ポイント③:エラーや不具合時のサポート体制
  • ポイント④:ライセンスの有効範囲

ポイント①:業務要件に対する機能

そもそも、RPAツールといっても上述したような3つの提供タイプがあるので、自社の業務要件に適した提供タイプ選びが重要です。

製品単位というより、提供タイプによって得意なこと、苦手なことがありますので、まずは業務要件に対してどの提供タイプが適しているか検討してください。

提供タイプをある程度確定させた中で、製品別に要件に適合する製品を選ぶとよいでしょう。
例えば以下のような観点で比較する場合がままあります。

  • 管理するロボット数が多くなる見込みであるので管理機能が充実したRPAツールを導入する
  • 終業後に稼働させるロボットが多くなる見込みなので、稼働時間が長時間でも安くなるRPAツールを導入する など

多くのRPAツールでは無料トライアルを提供していますので、まずは無料トライアルを利用して、想定していた機能があるか、効果が出るか、サポート窓口の対応はスムーズか、などの検証がおすすめです。

ポイント②:導入支援サービスの内容

RPAツール導入の肝は、導入時にいかにして運用にのせるかにつきます。
可能であれば各ベンダーが提供する導入支援サービスを契約し専任のCSMなどをつけてもらうことがおすすめです。

ただ、ベンダーによってはそもそも導入支援サービスを提供していない、導入支援サービスを提供しているものの、新しい製品であるので支援サービス実績が少ないなど、導入支援がうまく受けられないケースがあります。
したがって、導入支援サービスの内容が確認ポイントです。

ポイント③:エラーや不具合時のサポート体制

RPAツールを利用する際、ほぼ間違いなく予見していなかったエラーや不具合、導入時の不明点が出てきます。
このような課題に対して、どのようなソリューションを提供しているか確認しましょう。

エラーや不具合については、サポート窓口が準備されているか、導入時にはナレッジベースやマニュアルが準備されているか、使いやすくわかりやすいか、などがポイントです。

また、サポート窓口が解説されていたとしても、サポート窓口からの返信が滞りないかについても重要なポイントですので確認しておきましょう。

ポイント④:ライセンスの有効範囲

デスクトップ型RPAツールの場合、利用する端末を切り替え、異なる利用者が利用することを想定したライセンス形態を準備している場合があります。

この場合のように1ユーザー=1ライセンスではなく、1ライセンスの利用範囲を指定しないような形態もありますので、RPAツールを利用する拠点や部署を確認したうえで、ライセンスの有効範囲を確認しましょう。

提供タイプ別利用メリット

RPAメリットのイメージ

RPAツールを比較する際に、各提供タイプが何を得意とするか理解があると、比較がスムーズです。
以下3つの提供タイプの利用メリットを解説します。

  • クラウド型
  • クライアント型
  • サーバー型

クラウド型

クラウド型は事業者が提供するサーバーにアクセスしブラウザ上で操作するRPAツールです。
基本的にブラウザ上で稼働するソフトを対象に自動化が可能です。

自社でサーバーを構築することがないため、初期費用、維持費用ともに安く済む点がメリットです。
また、定期的な機能アップデートや関連情報の随時提供が受けられる点も好まれています。

また、クラウド型の場合、RPAの開発がローコード開発できる点も魅力的です。
基本的にはマウス操作のみで開発が完了するので、現場が主体となってRPAツールの導入、活用促進ができる点が評価されています。

クライアント型

クライアント型はPCにRPAツールをインストールすることで導入が可能なRPAツールです。
こちらもサーバーの準備が必要なく、最も安価なコスト相場で導入できる点がメリットです。

安価かつ素早く導入ができるので、RPAツールで何が実現できるのか、実現した場合に効果はあるのか、などPOC目的で利用するユーザーも多い点が特徴的でしょう。

また、クライアント型であれば、外部環境から遮断した状態でシステムを構成できますので、セキュリティ上の懸念も解消しやすい点が好まれています。

サーバー型

サーバー型は自社で準備したオンプレミスのサーバー環境上にRPAツールをインストールすることで導入可能なRPAツールです。

コスト面では最も高価であるものの、自社で稼働済みの他会計システムやワークフローシステムなどと細かな要件を満たした開発が可能、複数PCを一括して管理しやすい、ロボット数が増えるほど安価にできるなどのメリットがあります。

RPAツールによる業務効率化効果がある程度確信されていて、企業規模が大きな企業に好まれる提供タイプです。

まとめ 導入時には費用対効果を検証しよう

まとめ

RPAツールを導入することで業務効率化をすることはもちろん可能です。
ただし、重要なのは効率化の効果に対してコストが見合っているかどうかです。コストばかりかさみ効率化したとしても、社内評価は得にくいでしょう。

まずは無料のトライアル環境を利用してRPAツールを利用することでどのようなことを効率化できるのか、その効果について検証することをおすすめします。
おすすめなRPAツールについては以下の記事で解説しています。ぜひご参照ください。

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