持ち運べるwifiとして便利なポケットwifi。
その便利さから利用する方も多く、さまざまな会社がポケットwifiサービスを提供しています。
今回はそのうちの1社「ワイモバイル」のポケットwifiについて、以下の内容を詳しく解説していきます。
- ワイモバイル ポケットwifiの月額プラン
- ポケットwifiのルーターと通信速度
- ワイモバイル ポケットwifiの注意点
- ワイモバイルと他社の比較
ワイモバイルの契約を考えている方、どこの会社で契約するかを悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ワイモバイル ポケットwifiの月額料金プラン
ここでは、ワイモバイル ポケットwifiの月額料金プランについて解説します。
現在ワイモバイルで契約できるポケットwifiの月額料金プランは、「Pocket WiFiプラン2」のみ。
非常に簡潔で分かりやすい料金設定です。
ワイモバイルの月額料金プランの内容について、詳しく見ていきましょう。
Pocket WiFiプラン2
まずは、ワイモバイル「Pocket WiFiプラン2」の詳細をご覧ください。
- 月額料金3,696円
- 高速データ通信は7GBまで※2
- 7GBを超えたら通信制限がかかる
※通信方式:FDD-LTE,TDD-LTE,AXGP
ワイモバイル「Pocket WiFiプラン2」の月額料金は、3,696円(税抜)です。
高速データ通信は1ヶ月あたり7GBで、無制限に使えないのは注意点です。
7GBを超えると通信制限がかかり、最大通信速度は128Kbpsまで遅くなってしまいます。
通常速度に戻したい場合は、500MGあたり500円を支払わなければいけません。
先述している通り、ワイモバイルで契約できる月額プランは、現在Pocket WiFiプラン2のみです。
これ以外の月額プランはないので、非常に分かりやすい料金形態になっています。
アドバンスオプション
ワイモバイルのポケットwifiには、7GBを超えても無制限で高速通信で使える「アドバンスオプション」があります。
月額料金648円を支払うことで、1ヶ月で7GB以上利用しても通信制限がかかりません。
たとえば高速通信のまま1ヶ月で8GB使いたい場合は以下のような料金形態になります
プラン | 月額料金 | オプション | 合計 |
---|---|---|---|
Pocket WiFiプラン2のみ | 3,696円 | 1,000円(500MB×2) | 4,696円 |
アドバンスオプション加入 | 3,696円 | 648円 | 4,344円 |
上記からも分かるように、アドバンスオプションに加入したほうが352円ほど安い費用で利用できます。
強月額料金648円を支払えば、ポケットwifiを無制限かつ高速通信で使えるので、どれだけデータ量を使っても安心です。
7GB以上使う予定がない、通信制限がかかっても気にしないという方には必要ないですが、速度の遅さが気になる方は加入するのがおすすめです。
申し込み方法
My Y!mobileより申し込み
My Y!mobile ログイン画面:(https://my.ymobile.jp/muc/d/top/)
ポケットwifiのルーターと通信速度
ここでは、ワイモバイルのポケットwifiにおけるルーターと通信速度について解説します。
ワイモバイルでは数多くのポケットwifi用ルーターが販売されていますが、選ぶ機種によってスペックや通信速度が異なります。
ルーターの詳細を知らずに選んでしまうと、快適なインターネット通信ができないことも。
ワイモバイルでポケットwifiの契約を考えている方は、契約を申し込む前に確認しましょう。
Pocket WiFi 803ZT
画像引用元:https://online-store.ymobile.jp/regi/?oid=803ZT
ワイモバイルの最新機種「Pocket WiFi 803ZT」(以下803ZT)は、
- 下り最大988Mbpsの高速通信
- 約12時間電池が持つ
という2つの特徴があります。
まず、通信速度について。
803ZTの最大通信速度は、USBケーブルに接続した場合で下り最大988Mbpsです。
ほぼ1Gbpsという速い速度で通信ができるため、かなり快適にインターネットを利用できます。
別売りのクレードルを使えば、さらに安定した通信を行えます。
また、803ZTは3,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、電池持ちの良さは抜群です。
使い方にもよりますが、満タンに充電すれば約12時間使えます。
旅行や出張など、長時間ポケットwifiを使いたいシーンでは非常に便利でしょう。
Pocket WiFi 801HW
画像引用元:https://online-store.ymobile.jp/regi/?oid=801HW
「Pocket WiFi 801HW」(以下801HW)は、
- 下り最大972Mbps
- 約10時間の電池持ち
という2つの特徴があります。
通信速度は、USBケーブル接続の場合で下り最大972Mbpsです。
先述した803ZTよりは遅いですが、十分速い通信速度だと言えます。
省電力設計で約10時間持つので、外出先や旅行・出張などでも問題なく使えるでしょう。
どちらの機種も通信速度の性能的には優れていますが、速度について注意しなければいけないポイントがあります。
詳しくは次の章を読み進めてください。
ワイモバイル ポケットwifiの注意点
ここでは、ワイモバイルのポケットwifiにおける注意点を解説してきます。
ワイモバイルのポケットwifiには、契約にあたり見逃してはいけない注意点がいくつかあります。
見逃して契約してしまうと、「実際に利用してみたら使いづらかった」「使い勝手が悪くて使わなくなってしまった」ということにも繋がりかねません。
ワイモバイルのポケットwifi契約を検討している方は、注意点を確認しましょう。
アドバンスモード対応エリアは一部
ワイモバイルの1つ目の注意点は、アドバンスモード対応エリアが一部なことです。
先述したとおり、ワイモバイルのポケットwifiには「アドバンスオプション」というデータ量無制限で使えるオプションがあります。
通信制限がかからず使えるので非常に便利ですが、アドバンスモードで使えるのはごく一部のエリアのみ。
たとえば東京の都心部では対応していても、奥多摩の方面では対応していません。
奥多摩にお住まいの方がアドバンスオプションに加入しても、まったく意味がないということになってしまいます。
もしワイモバイルのポケットwifi契約を検討しているなら、利用予定エリアがアドバンスモード対応が確認しましょう。
以下の公式サイトより調べることができるので、必ずチェックすることをおすすめします。
Y!mobile エリア:(https://www.ymobile.jp/area/)
使い方
- ポケットwifiの機種を選択
- 利用予定エリアを選択
- 地図で塗られている色を確認※
※赤:高速データ通信 4G 対応エリア/青:アドバンスモード対応エリア
高速通信で使えるエリアは一部
ワイモバイルの2つ目の注意点は、高速通信で使えるのは一部のエリアだけな点です。
803ZTや801HWの高速通信を利用できるのは、一部のエリアのみに限られています。
現在は「東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県の一部エリア」のみでしか対応していません。
他の地域では、機種に記載のある最大通信速度よりも遅くなってしまいます。
たとえば自宅は対象エリアでも、外出先は対象エリア外であることも少なくありません。
利用するエリアで速度が変わるため、どこでも高速通信で利用したい方は注意する必要があります。
先程紹介した「Y!mobile エリア」(https://www.ymobile.jp/area/)から確認できるので、契約の前に調べるのがおすすめです。
3日で10GB以上使うと速度制限
ワイモバイルの3つ目の注意点は、3日間で10GB以上使うと速度制限がかかることです。
3日で10GB以上使うと、当日の18時〜翌1時の間、約1Mbpsに速度が制限されます。
1Mbpsは、YouTubeの動画を標準画質で視聴できるくらいの速度です。
上記の時間が過ぎればいつもどおりの速度で通信できますが、短時間でも通信速度が遅くなるのはストレスに感じかねません。
この「3日で10GB制限」は、回線の混雑を緩和する目的で行われるもの。
ポケットwifiにはよくある制限で、ワイモバイル以外にもUQWiMAXやauのポケットwifiでも行われています。
まったく繋がらないというわけではありませんが、通常速度と比較すると遅いと感じるのは事実です。
先述した「アドバンスオプション」に加入していてもかかる制限なので、データの使用量には注意しましょう。
突然画質が悪くなる
ワイモバイルの4つ目の注意点は、ポケットwifiの使用中に突然画質が悪くなることです。
ワイモバイルでは通信の品質を保つために、以下の利用中に通信制限が行われることがあります。
対象 | 内容 |
---|---|
VoIP(Voice over Internet Protocol)を利用する通信 | 音声通話やテレビ電話などをパケット信号に変換し、 データ通信にて実現するサービス |
動画、画像などの一部 | MPEG、AVI、MOV形式などの動画ファイル BMP、JPEG、GIF形式などの画像ファイル |
大量のデータ通信、 または長時間接続をともなうパケット通信 |
動画閲覧、高画質画像閲覧、 長時間接続を伴うサイト、アプリなど |
たとえばワイモバイルのポケットwifiに接続しているとき、突然動画や画像を開くのが遅くなったり、画質がガクンと悪くなったりします。
これはワイモバイルだけの制限で、WiMAXやau・ソフトバンクなど他社にはない通信制限です。
通信が切断されるわけではありませんが、画像や動画の読み込みが遅いのは非常にストレスでしょう。
3日で10GB制限、7GB制限とは関係なく行われてしまうため、この制限を回避する方法はないのが事実。
他のポケットwifi会社と比較すると、ワイモバイルの大きなデメリットだと言えます。
ワイモバイルと他社の比較
ここでは、ワイモバイルと他社の比較について詳しく説明してきます。
ポケットwifiサービスを提供している会社は数多くありますが、それぞれに異なる特徴があります。
安く契約できる会社・サービスが充実している会社など、その特徴はさまざまです。
ポケットwifiの契約を検討している方は、ぜひワイモバイルと他社の比較を確認してみてください。
ポケットwifiの比較表
ワイモバイルと他社ポケットwifiの比較表は、以下のとおりです。
データ量 | 月額料金 | |
---|---|---|
Y!mobile | 無制限 | 4,344円(3,696+648円) |
UQWiMAX | 無制限 | 3,880円※ |
ソフトバンク | 50GB | 7,480円 |
au | 無制限 | 4,462円 |
ドコモ | 7GB | 5,980円 |
※2年自動更新の場合
ワイモバイルのポケットwifiと他社を比較すると、データ量・月額料金ともに優れているのはUQWiMAXのみです。
ワイモバイルもオプションに加入すればデータ量無制限で利用できますが、月額料金はUQWiMAXのほうが464円も安く利用できます。
WiMAXのおすすめポイントは、UQmobileをはじめ数多くの会社がサービスを提供していること。
会社によって割引やキャンペーンを行っているため、ご自身に合う会社で契約することができます。
その中でも業界最安級と評判のJPWiMAXは、とくにおすすめのポケットwifi会社です。
WiMAXならJPWiMAXがおすすめ
ワイモバイル以外でポケットwifiを契約するなら、JPWiMAXがおすすめです。
JPWiMAXのおすすめポイントとして、以下の3つが挙げられます。
- 月額料金が安い
- 最新端末が無料
- レンタルでお試しできる
まずは月額料金。
月 | 料金 |
---|---|
1~3ヶ月目 | 2,800円 |
4~24ヶ月目 | 3,500円 |
それ以降 | 4,100円 |
1〜3ヶ月目は2,800円と、業界トップクラスの安さだと評判です。
さらに現在はAmazonギフト券10,000円分がプレゼントされるため、1〜3ヶ月目の月額料金は実質無料。
4〜24ヶ月目も3,500円と安い値段で提供しているため、他社で契約するよりもお得にポケットワイファイを利用できます。
また、1.2Gbpsの高速通信ができる最新機種「W06」も無料でもらえるのもおすすめな理由のひとつです。
そして何よりも魅力的なのは、1週間無料でレンタルできることです。
ポケットwifiを契約しようと思っても、使い心地は分からないもの。
JPWiMAXならレンタルで電波・速度をはじめとする使い心地を試せる上、レンタル後に契約しなくても解約金などはかかりません。
ポケットwifiの契約を考えているなら、ぜひJPWiMAXを検討してみてください。
まとめ
今回は、ワイモバイルのポケットwifiについて解説してきました。
持ち運べるポケットwifiは非常に便利なものですが、契約する会社を間違えるとその便利さが半減してしまいます。
ポケットwifiの契約を検討している方は、契約の前に料金プラン・通信速度・注意点をチェックしましょう。
しっかりと確認してから申し込めば、契約後に後悔することも防げるのでおすすめですよ。