【まとめ】wimaxを自宅固定回線として使うメリット・デメリット
【まとめ】wimaxを自宅固定回線として使うメリット・デメリット

固定回線同等の速度を誇るWiMAXと自宅との相性を解説

wimaxといえば、「持ち運びに便利なモバイルwifi」を想像する方が多いのではないでしょうか?

実はwimaxも、NTT光のように自宅固定回線の代わりとして利用することができるのです。

そこで今回は、

  • wimaxとNTT光の比較
  • wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するメリット
  • wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するデメリット
  • ホームルーターをおすすめする3つの理由

について詳しく解説していきます。

wimaxを自宅固定回線の代わりとして利用したい方、自宅で利用するwifiの契約先を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

wimaxとNTT光の比較

wimaxとNTT光を比較した画像

まずは、wimaxと自宅固定回線(NTT光)の比較表をご覧ください。

WiMAX NTT光
月額料金 3,880円/月 ※1 5,700円 / 月 ※2
通信速度 1Gbps ※3 1Gbps
工事 不要 必要
データ量の制限 無制限 ※3日で10GBの制限はあり 無制限

※1 UQWiMAX「ギガ放題」プランの場合

※2 フレッツ光「戸建て向け 定額プランフレッツ 光ネクスト」の場合

※3 「Speed Wi-Fi HOME L02」LANケーブル接続時の速度

wimaxとNTT光を比較すると、それぞれにまったく異なる特徴があります。

両者を見比べることで、wimaxを自宅固定回線の代わりとして利用するメリット・デメリットが見えてきました。

メリット・デメリットについては、以下を読み進めてください。

wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するメリット

wimaxを自宅で使うメリットを表現した画像

まずは、wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するメリットについて解説します。

冒頭でもお伝えしたとおり、wimaxは自宅固定回線として利用することは可能です。

wimaxならではのメリットも多く、「自宅でwifiを使う=固定回線を契約する」という考え方をする必要はありません

それではさっそく、メリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット1.工事不要!即日使える

1つ目のメリットは、wifiを利用する際に設置工事がいらないことです。

NTT光のような自宅固定回線では、wifiを利用するのに工事は必須。

業者と日程を合わせて、自宅で設置工事をしてもらう必要があります。

たとえば引越し先でwifiを利用したいとき、引越し当日に工事を頼むのは少しむずかしいですよね。

引っ越しは何かとバタバタしてしまうので、wifiのことまで頭を回せないでしょう。

その点wimaxでは、契約して機器が届けば、コンセントを差すだけですぐに利用できます。

ですので、引っ越し当日に機器が届くように契約すれば、引っ越した当日からwifiを利用できるわけです。

(※UQWiMAXなら、申込みから最短2〜3日で機器到着)

いまの時代、1日でもインターネット通信が行えないと不便だと感じるもの。

即日利用できるのは、wimaxを自宅固定回線として利用するメリットだと言えるでしょう。

メリット2.設定が簡単

2つ目のメリットは、wifiを利用する際の設定が簡単なことです。

自宅固定回線では、wifiを利用するのに細かな設定が必要になります。

業者に工事をしてもらったからと言って、すぐに使えるわけではありません。

工事が済んだら、その後は自分で初期設定をする必要があります。

機械の扱いが得意な方は問題ないのですが、苦手な方にとってはすごく難しいと感じるポイント。

業者に頼んで設定してもらうこともできますが、追加で料金がかかってしまうのでもったいないですよね。

一方wimaxは、設定が非常に簡単です。

たとえばホームルーター(据え置き型)なら、

  • ルーターにSIMカードを入れる
  • コンセントに差す
  • ルーターに記載されている暗号キーを入力する

とたった3STEPで、インターネット通信ができるようになります。

先述したとおり工事も必要ないので、誰でも簡単にインターネットを利用できるわけです。

初期設定が簡潔で分かりやすいのは、wimaxを自宅固定回線として利用するメリットです。

メリット3.月額料金が安い

3つ目のメリットは、自宅固定回線よりも月額料金が安いことです。

  • UQwimax 「ギガ放題プラン」:3,880円
  • フレッツ光「戸建て向け 定額プランフレッツ 光ネクスト」:5,700円

その差額は約2,000円

1年間利用したとすると、約22,000円も節約できるのです。

さらにwimaxは、プロバイダによってはキャンペーンでさらに安くなることもあります。

各プロバイダ別のお得なキャンペーンについては、以下をご覧ください。

  • UQWiMAX:auの携帯電話を利用している方は「スマートバリュー」が適用されて月額が最大1,000円割引
  • GMOとくとくbb:最大31,500円のキャッシュバック
  • カシモWiMAX:初月は1,380円
  • broad WiMAX:他社を解約して乗り換えると最大19,000円キャッシュバック

上記のように、wimaxを取り扱っているプロバイダでは独自のキャンペーンを行っています。

プロバイダを選べばかなり格安でwifiを利用できるので、自宅固定回線を契約するよりもずっとお得です。

インターネット通信は生活に欠かせないものでもあるので、安くwifiを利用できるのは大きなメリットでしょう。

wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するデメリット

wimaxを自宅で使うデメリットを表現した画像

ここでは、wimaxを自宅固定回線の代わりに利用するデメリットについて解説していきます。

数多くのメリットがあるwimaxですが、その反面デメリットがあるのも事実です。

デメリットを見逃してしまうと、快適なインターネット通信ができなくなる可能性も大いにあります。

wimaxを自宅固定回線の代わりに使うか悩んでいる方は、デメリットを許容できるかチェックしてみてください。

デメリット1.通信速度制限がある

1つ目のデメリットは、「ギガ放題プラン」でもデータ利用量によっては通信速度制限がかかってしまうことです。

wimaxでは混雑緩和を懸念して、「3日間で10GBまで」という制限があります。

※WiMAX2+・au4GLTEのデータ量の合計

3日間のうちに10GB以上利用すると、その翌日の混雑時間帯(18時〜翌2時頃)に通信速度が遅くなるというものです。

制限後の最大通信速度は、概ね1Mbps

これはYouTubeの標準画質の動画が、問題なく見れる程度の速度になります。

ちなみに10GBというと、YouTubeの超高画質動画を7時間見続けたくらいの使用量です。

ですので、SNSを見たりラインを送り合う程度の利用だったら、通信速度制限がかかることはほとんどないと思って良いでしょう。

ただし、

  • 大人数で利用
  • 1日中インターネット通信を利用したゲームで遊ぶ

といった使い方をすると、通信速度制限がかかってしまう可能性が高くなります。

インターネット通信が遅くなるとストレスに感じるので、大きなデメリットです。

一人暮らしの方なら通信速度制限にはなりづらいので、自宅固定回線の代わりとして利用しても問題ないでしょう。

デメリット2.電波の弱いときがある

2つ目のデメリットは、wimaxには電波の弱いときがあることです。

wimaxは有線ではないため、通信が不安定になることが少なくありません。

たとえば

  • 地下での利用
  • ルーターと接続機器の間に壁がある

といった状況だと、通信速度が遅くなりがち。

たとえば通信型のゲームをしている最中に電波が悪くなると、タイムラグが起きます。

動画の視聴も同じで、読み込みが遅いと感じることがあります。

NTT光のような自宅固定回線は有線wifiなので、インターネット通信の速度は非常に安定しているのが特徴です。

その点をふまえると、wimaxを自宅固定回線の代わりとして利用するには、デメリットになってしまいます。

デメリット3.対応エリアが限られている

3つ目のデメリットは、wimaxを利用できるエリアが限られていることです。

対応エリア外でwimaxをつなぐと、圏外になってしまい利用ができません。

都市部では基本的に利用はできますが、少し外れた場所に行くと対応外になっていることもあります。

利用したい場所が対応エリアであるかは、契約する前にしっかりとチェックしておきましょう

WiMAXのサービスエリアマップ:https://www.uqwimax.jp/wimax/area/

ホームルーターをおすすめする3つの理由

ホームルーターをおすすめする理由を表現した画像

wimaxには、

  • 持ち運びに便利なモバイルルーター
  • 据え置き型のホームルーター

の2種類の端末があります。

モバイルルーターは小さめの端末なので、持ち運びに便利です。

ホームルーターはサイズの大きさはあるものの、自宅で利用するのに便利な機能が備わっています。

もし自宅固定回線の代わりとしてwimaxを利用するなら、ホームルーターを選ぶのがおすすめです。

ここでは、ホームルーターをおすすめする3つの理由について詳しく解説します。

モバイルルーターとホームルーターのどちらにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

おすすめな理由1.複数の機器を同時に接続できる

ホームルーターをおすすめする1つ目の理由は、複数の機器を同時に接続できることです。

たとえばHUAWEI製の最新機種「Speed Wi-Fi HOME L02」なら、同時に40台まで接続できます。

パソコンやスマホはもちろん、タブレット・ゲーム機なども接続可能です。

モバイルルーター(持ち運び型)だと、同時接続台数は10〜16台程度

寮・オフィス・自宅で家族全員での利用だと、あっという間に最大の接続台数を超えてしまいます。

接続台数が多いので、複数人でインターネット通信を利用する場合はホームルーターを選ぶのがおすすめです。

おすすめな理由2.通信速度が速くて安定している

ホームルーターをおすすめする2つ目の理由は、通信速度が速くて安定していることです。

「Speed Wi-Fi HOME L02」なら、LANケーブルに繋ぐだけで下り最大1.0Gbpsの速度でインターネット通信を楽しめます。

(無線wifiの場合: 下り最大867Mbps)

1.0Gbpsの速度が出れば、4K・8Kの動画でも快適に視聴することが可能です。

さらに4本のアンテナが搭載されており、360度全方位の電波をキャッチ

自宅の中で繋がりにくかった場所でも、高感度アンテナが電波をしっかりと受信してくれます。

快適なインターネット通信を求めるなら、速度の速さと安定感は欠かせません

自宅でしかwifiを利用しない(外出先で利用する機会がない)のであれば、ホームルーターを選ぶのがおすすめです。

おすすめな理由3.電波を遠くまで飛ばせる

ホームルーターをおすすめする3つ目の理由は、電波を遠くまで飛ばせることです。

これは先述した「おすすめな理由2」にも通じることですが、ホームルーターは遠くまで電波を飛ばせるのが特徴のひとつ。

そもそもモバイルルーターは、機器の近くで利用することを前提に作られています。

バッテリーの容量も限られているため、あまり遠くまで電波を飛ばすことができません。

ですので、戸建ての自宅で利用するとなると、場所によっては電波が届かない可能性があります

その点ホームルーターなら、遠くまで電波を飛ばすことが可能です。

「自宅の1階にルーターを置いて、2階の部屋でインターネット通信をする」ということもできます。

自宅のどこにいてもインターネット通信をできるため、wimaxを自宅固定回線として利用するならホームルーターを選ぶのがおすすめです。

自宅固定回線の代わりにおすすめ

今回は、wimaxを自宅固定回線の代わりとして利用するメリット・デメリットについて解説してきました。

wimaxを自宅固定回線として利用する最大のメリットは、設置工事が不要なこと。

引っ越し先ですぐに使いたい方・急ぎでインターネット通信をしたい方には、非常におすすめな使い方です。

ホームルーターを選べば同時に40台まで接続できるため、家族全員でwifiを利用できるのも大きなメリットでしょう。

速度が速く安定もしているため、快適なインターネット通信を楽しめます。

自宅固定回線をどこで契約するか悩んでいる方は、ぜひwimaxを自宅固定回線の代わりとして利用することを検討してみてください。

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