WiMAXは海外で利用できる?国外でwifiを使う方法まとめ
WiMAXは海外で利用できる?国外でwifiを使う方法まとめ

WiMAXは海外でも使用できるかを解説

UQ WiMAXを始め、多くのプロバイダがサービスの提供をしているWiMAX。

日本国内であれば基本的にどこでも利用できますが、「WiMAXを海外でも使用したい!」と考える方も多いのではないでしょうか?

wifiは、出張や旅行で海外に行く際の必須アイテムだと言えます。

現地で道を調べたり、分からないことがあってもインターネットで検索できれば安心ですよね。

そこで今回は、

  • WiMAXは海外で利用できるのか?
  • 海外でwifiを使用するにはどうしたら良いか?

といった疑問を、徹底的に解消します。

出張や旅行で海外へ行く方、WiMAXを海外で利用したいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

WiMAXは海外エリアで利用できない

結論からお伝えすると、残念ながらWiMAXは海外で利用できません

WiMAXの対応エリアは、日本国内に限られています。

冒頭でも紹介したとおり、WiMAXはUQWiMAXをはじめ多くのプロバイダが提供しているサービス。

しかし、

  • BIGLOBE WiMAX(ビッグローブ ワイマックス)
  • GMOとくとくBB
  • Broad WiMAX(ブロード ワイマックス)
  • @nifty WiMAX
  • So-net モバイル WiMAX2+

などを含め、WiMAXを提供するどのプロバイダを選んでも海外では利用することができません。

WiMAXのルーターを海外に持っていっても利用できないので、荷物を減らすためにも置いていくのが得策です。

海外のデータローミングに対応していない

WiMAXが海外で利用できない理由は、海外のデータローミングに対応していないからです

データローミングとは、契約している通信会社の電波が届かなくなったとき、現地の通信会社の電波を利用すること。

たとえば普段はauの電波を使用している人が、アメリカでもスマホを使いたいとしましょう。

auはアメリカに電波を発する基地局を持っていないので、auの電波をアメリカでは利用できません。

そこで活躍してくれるのが、データローミング。

auの電波を使えない代わりに、現地の電波を借りてインターネット通信ができるようになります。

海外のデータローミングが可能であれば、日本以外のエリアに言ってもインターネット通信が可能ということ。

WiMAXはこの海外データローミングに対応していないため、日本以外のエリアでは利用できないわけです。

しかし、海外データローミングができても、利用金額が高額になるというデメリットもあります

帰国後に請求額を見て驚くことも少なくないため、あまりおすすめな使い方ではありません。

「world WiMAX」は韓国限定で利用できる

UQWiMAXでは、韓国限定で利用できる「world WiMAX」を提供しています。

ただし、「world WiMAX」の注意点は、使える条件が非常に厳しいこと。

「world WiMAX」を使える機器は、「UQまたは日本国内のWiMAX提供会社に契約中のWiMAX搭載パソコン」です。

そして上記の機器は、すでに販売終了

さらにWiMAX搭載パソコンでも、搭載する通信モジュールによっては利用できない場合があります。

ちなみに

  • ソウル
  • プサン
  • インチョン
  • テジョン
  • クァンジュ
  • テグ
  • ウルサン

と主な主要都市では利用できますが、そもそも特定のパソコンでしか利用できないのが大きなデメリット。

「world WiMAX」はスマホやタブレット端末では接続できないため、あまりおすすめできません。

もし仮に条件の揃ったパソコンをお持ちでも、通信できるのは旧式の「WiMAX」です。

現在日本国内ではほとんどが「WiMAX2+」へ移行しており、旧式の通信はかなり遅いと感じるでしょう。

もともと「world WiMAX」はアメリカでも利用できたのですが、2015年11月1日にサービスを終了しています。

その後に新しい海外向けwifiサービスが提供されていないことからも、WiMAXは国内利用をターゲットにしていることが分かりますね。

「world WiMAX」を利用するなら、ほかの海外対応wifiルーターやモバイルwifiをレンタルするのが良いでしょう。

国外でwifiを使うには?

海外の路上でWifiに接続している画像

続いて解説するのは、海外でwifiを利用する方法です。

残念ながらWiMAXは海外利用できないので、ほかの方法でインターネット通信をする必要があります。

現代では、身近にインターネット環境があるのが当たり前になりました。

そんな環境から、海外で突然ワイファイが使えなくなると、非常に不便に感じるでしょう。

だからこそ、海外出張や旅行においてwifiは必須。

ここでは、

  • 長期滞在の場合
  • 短期滞在の場合

の2つに分けて、海外でwifiを利用する方法を解説します。

長期・短期に問わずこれから海外に滞在する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

事前に準備しておけば、滞在先でも快適にインターネット通信ができますよ。

長期滞在の場合

  • 長期出張
  • ワーキングホリデー(ワーホリ)
  • 語学留学

など、月単位で海外に滞在する場合は、海外用モバイルwifi(ポケットwifi)をレンタルするのがおすすめです。

海外用モバイルwifiとは、海外で利用できて持ち運べるwifiルーターのこと。

海外用モバイルwifiは多くの会社が提供していますが、たとえば「どんなときもwifi」なら

  • データ容量無制限
  • ソフトバンク/ドコモ/auの3回線を利用可能
  • 料金プランは月額3,480円(国内利用の場合)
  • 世界131カ国で利用可能
  • 工事不要で最短即日発送

と、海外で利用するのに最適な条件が揃っています。

その他にも多くのメリットがあるので、以下で詳しくチェックしていきましょう。

申請・設定不要で海外利用できる

どんなときもwifiは、海外で利用する場合の申請が不要です。

多くの日本向けモバイルwifiは、事前に海外オプションへ加入したり、海外対応のルーターをレンタルする必要がありました。

しかしどんなときもwifiは、めんどうな手続きが一切ありません。

日本で普段から使っている端末を、特別な設定をすることもなく海外で利用できます

一度契約してしまえば、国内・海外問わずにwifiが使えるのは魅力的なポイントです。

突然の出張や旅行が決まっても、慌てなくて良いのがメリットでしょう。

料金は利用日だけの請求

どんなときもwifiは、使った日だけ料金が請求される仕組みです。

たとえば30日間のうちに20日しかwifiを利用しなかったら、20日間分の利用料金しかかかりません。

wifiレンタルサービスを利用すると、もしwifiを使わない日があっても、利用料金がかかってしまうもの。

その点どんなときもwifiは使用した日数しか請求されないので、お得にインターネット通信ができるわけです。

長期滞在かつ通信費を節約したい方には、ぴったりのサービスでしょう。

海外あんしん補償込みの料金

どんなときもwifiの海外利用料金には、「海外あんしん補償」が含まれています。

この海外あんしん補償とは、盗難・紛失にあった際に端末補償をしてくれるサービスです。

もし盗難・紛失にあってしまったら、代替品を送ってもらえます。

こういった補償は、基本的にはオプションとして追加で加入するもの。

手厚い補償がついているというポイントを踏まえると、ほかのモバイルwifiと比較しても魅力的でしょう。

ちなみに、どんなときもwifiは、利用するエリアによって料金が異なります。

エリアごとの利用料金に関しては、以下を参照してください。

  • アジア/オセアニア/ヨーロッパ/北米エリア:1,280円
  • 中東/南米/アフリカエリア:1,880円

※どちらも1日あたりの料金

短期滞在の場合

1週間以内の短期滞在する場合は、

  • wifiレンタルサービス(グローバルwifi)を利用する
  • プリペイドSIMを購入する

の2つの方法がおすすめです。

wifiレンタルサービスを利用

wifiレンタルサービスは、「海外で使用できるwifiルーターのレンタルサービス」のことを言います。

申し込み〜返却までの流れは、非常に簡潔。

たとえば「グローバルwifi」だと

  1. WEBでレンタルの申込み・決済
  2. 空港でルーターを受け取る
  3. 現地で利用
  4. 空港でルーターを返却する

とたったの4STEPで、海外でも快適なインターネットを利用できます。

「1日あたりの定額料金+オプション×日数=利用料金」と価格設定が分かりやすいのもメリット。

人気のエリアだと以下の料金で利用できます。

料金 料金(早割)
グアム 2,370円 2,170円
ハワイ 2,370円 2,170円
台湾 2,070円 1,870円
韓国 2,070円 1,870円

※1日あたりの料金
※早割適用条件:WEB規定申込期限内にお申込みの方
※無制限プランの比較

ここで気になるのが、モバイルwifiとwifiレンタルサービスの違い。

上記の2つで異なるのは、契約期間です。

「どんなときもwifi」のようなモバイルwifiは、2年契約といった契約期間があります。

もし2年以内に解約したい場合は、違約金がかかってしまうわけです。

一方「グローバルwifi」のようなwifiレンタルサービスは、契約期間が設けられていません。

その分1日あたりの料金が割高になりますが、短期間しか海外に滞在しないのに年単位で契約するのは非常にもったいないこと。

違約金も9,500円以上と高額なので、1日あたりの料金が高くても、wifiレンタルサービスを利用するのがおすすめです。

早割のキャンペーンを使えば、割引を受けることができます。

出張や旅行が決まったら、すぐに申し込むのが良いでしょう。

SIMフリースマホなら現地でプリペイドSIMを購入

SIMフリーのスマホを持っているなら、プリペイドSIMを購入し、差し替えて利用するのもひとつの方法です。

プリペイドSIMだとモバイルルーターを持ち歩く必要がないため、荷物を減らすことができます。

わざわざモバイルwifiをレンタルする手間を省けるのは、大きなメリットでしょう。

そして比較的価格も安いため、通信費を節約できるのも魅力的です。

さらに現地の空港・携帯ショップ・コンビニなどでも購入できるのが、プリペイドSIMのポイント。

料金が割高になってしまいますが、日本でもネット通販で購入できます

現地でSIMカードを調達するのが不安な方は、あらかじめ日本で購入していくのがおすすめです。

プリペイドSIMは国によって異なりますが、一般的には

  • 容量タイプ:決まった通信量まで利用できる
  • 期間タイプ:決まった日数まで利用できる

の2つに別れます。

しっかりと比較して、自分に合うのはどちらか選別しましょう。

ちなみに、お持ちのスマホをSIMフリーにすることは意外と簡単。

現在ご利用中のキャリアの公式サイトにも、SIMロック解除の方法が詳しく記載されています。

SIMフリースマホにすることを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ソフトバンク「ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除」

https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

ドコモ「SIMロック解除の手続き」

https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/

au「SIMロック解除の手続き」

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

WiMAXの海外利用はほぼ不可能

今回は、

  • WiMAXは海外で利用できるか?
  • 海外でwifiを利用するにはどうしたら良いか?

の2つについて解説してきました。

WiMAXは、日本国内で利用するには非常に便利なモバイルwifiです。

しかし、海外データローミングができないことからも、海外利用をターゲットにしているわけではないことが分かります。

「world WiMAX」のようにエリア限定で利用できるサービスもありますが、基本的にはWiMAXは海外利用できないと思っておいて良いです。

海外でwifiを利用するなら、滞在する期間に合わせてモバイルwifiやwifiレンタルサービスを選びましょう。

快適なインターネット通信ができると、海外での滞在もさらに充実しますよ。

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