WiMAX W06を徹底解説!W05との比較やお得情報満載!
WiMAX W06を徹底解説!W05との比較やお得情報満載!

ワイマックスW06のスペックと性能

2019年1月に販売されたWiMAXの最新機種「W06」。

モバイルルーターとしてこれまで注目されてきた機種「W05」や「WX05」と比較して、どう行った点が新しくなったのか、非常に気になるところですよね。

噂では最大速度がギガ超えしたとか・・・(後ほど詳しくご紹介します!)

そこでこのページでは、そんなWiMAXの最新機種である「W06」の基本スペックや追加機能を徹底解説。

現行モデルと比較してどういった点にメリットがあるのか、逆にどんなデメリットがあるのかも余すことなくご紹介していきたいと思います。

今まさにW06に乗り換えようか迷っている人やWiMAXに興味があるという方は必見の内容です。

目次

WiMAX最新機種「W06」の基本スペックを徹底解説

WiMAX最新機種「W06」のSPECを表現した画像

まずはWiMAXの最新モバイルルーター「W06」の基本スペックから見ていきましょう。

>WiMAX「W06」の基本スペック 

端末名 Speed Wi-Fi NEXT W06
製造元 HUAWEI TECHNOLOGIES CO.LTD.
寸法・質量 128×64×11.9mm 約125g
バッテリー容量 3,000mAh
同時接続台数 最大16台
通信モード ハイスピードモード(WiMAX2+)
ハイスピード プラスエリアモード(WiMAX2+/FD-LTE)
最大速度 TypeC(充電器は他端末同様、別売り)
連続通信時間 ・ハイスピードモード(WiMAX2+)
・ハイパフォーマンス設定:約430分
・スマート設定:約540分
・バッテリーセーブ設定:約700分
・ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE)
・ハイパフォーマンス設定:約300分
・スマート設定:約400分
・バッテリーセーブ設定:約600分
連続待受時間 デフォルト設定(WiMAX2+、WiFi未接続時):約800時間
急速充電 USB Power Delivery 2.0対応
WiFi規格 802.11a/b/g/n/ac
対応OS Windows7、Windows8.1、Windows10
Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14
ディスプレイ 約2.4インチ・TFTタッチ液晶

基本スペックは上記の表のようになっているのですが、正直これだけ見ても「?」って感じですよね。

そこで、ここからはWiMAX新機種「W06」の特徴や新しくなった点について詳しく説明していきたいと思います!

実は現行機種であるW05やWX05と比較しても、格段に機能がパワーアップしてるんです。

WiMAX「W06」で機能が向上した部分がどういったところかというと以下の7点。

  1. 爆速!WiMAX史上最も速い下り1.2Gbpsを記録
  2. 容量制限も安心の通信モード自動切替
  3. アンテナ機能の向上により、受信感度が20%も向上
  4. 接続端末を狙って通信、WiFi TXビームフォーミング
  5. 利用シーンに合わせたパフォーマンスモード設定
  6. スマホアプリでモバイルルーターの遠隔操作が可能
  7. 機種変更も楽チン!WiFiお引越し機能搭載

それでは順番に見ていきましょう!

爆速!WiMAX史上最も早い下り1.2Gbpsを記録

数値で言われるとあまりピンと来ないかもしれませんが、実はW06はWiMAX史上最も速い下り最大速度1.2Gbpsとなっています。

みなさんもご存知であろう、au光やフレッツ光といった固定回線が通常1Gbpsと言われています。

皆さんは、最大速度が高ければ高いほど、重たい動画などもサクサク観れると覚えておいてください!

ただし1点注意が必要で、これだけの速度を出すにはいくつかの条件をクリアしなければなりません

  • WiMAX「W06」とPCを接続しなければならない
  • ハイスピードプラスエリアモード、ハイパフォーマンスモード及び4×4MIMO設定をオンにする

とはいえ、無線接続の状態でも下り最大867Gbpsは出るので、安心して使用することが可能となっています!

WiMAX「W06」ほどの通信速度があれば、YouTubeはもちろん最近流行っているVODなどの大容量コンテンツでも快適に観ることができますよ。

容量制限も安心の通信モード自動切替

実はWiMAX W06では、ハイスピードプラスエリアモードで月に7GB以上利用をすると速度制限が掛かってしまいます。

皆さんもご存知の通り、速度制限が掛かってしまうと通信速度が極端に低下し、非常にストレスフルな状態に。

そういった事態を防いでくれるのが、この通信モード自動切り替え機能です。

あらかじめデータ量を設定することで、そのデータ量に達した際に、制限のないハイスピードモードに自動的に切り替えてくれます。

そのためWiMAX W06では「気づいたら速度制限が掛っていた・・・泣」なんてことにはなりません!

アンテナ機能の向上により、受信感度が20%も向上

W06には、実は高性能ハイモードアンテナが搭載されています。

これによってアンテナ感度が向上しているため、WiMAX受信速度が旧端末のW05と比べて20%もアップしているんです。

「WiMAXのモバイルルーターって繋がりにくいんだよな・・・」

このような声を非常に多く聞きますが、W06ならそんなお悩みも解決。

これまでアンテナバーが1本・2本だった場所や室内でも、W06は繋がりやすいということですね。

接続端末を狙って通信、WiFi TXビームフォーミング

WiFi TXビームフォーミングとはW06と接続端末間の通信技術のことで、文字通り“ビーム”のようなイメージで接続端末めがけて電波が飛びます。

そのため、通信速度やWiFiの受信感度が高まり、安定したネット環境にすることが可能。

しかし、壁を隔てると速度が遅くなりやすいという弱点もあるため、まだまだ改善の余地があります。

利用シーンに合わせたパフォーマンスモード設定

速度や繋がりやすさの話を中心にW06のことをお話ししてきましたが、WiMAX W06ではバッテリー残量にも気を遣える3つのモード設定があります。

自分が望んでいるパフォーマンスに応じてモード設定ができるので、通信速度と省電力の使い分けが可能で、非常に便利です。

設定できるパフォーマンスモードは以下の3つ。

ハイパフォーマンス

高速通信重視のモード。動画視聴など「とにかくストレスフリーでネットを楽しみたい」といったときにおすすめ。

スマート(デフォルト)

通信速度と省電力のバランスモード。出荷時に設定されているデフォルトのモードになります。

バッテリーセーブ

省電力重視のモード。軽いブラウジングや連絡の送受信程度であれば、こちらのモードがおすすめです。

用途や利用シーンに合わせて設定することで、より効率的にWiMAXを使いこなせるようになります。

スマホアプリでモバイルルーターの遠隔操作が可能

WiMAX W06は、スマホアプリから簡単に設定を変更することが可能です。

HUAWEI HiLinkアプリをお手持ちのiPhoneやAndroidスマホに入れるだけで、先ほどの上で紹介した「通信モード自動切替」などの設定を変更することができます。

スマホをいじりながらサクッと設定変更できるのは、何気に便利なのではないでしょうか!

機種変更も楽チン!WiFiお引越し機能搭載

WiMAXを乗り換える際に意外と面倒なのが、ワイファイのSSIDやパスなどの再設定。

特に接続端末数が多いと、何度も入力しなくちゃいけないので非常に億劫ですよね。

しかしWiMAX W06ではそんな心配も無用です。

WiFiお引越し機能を使えば、買い替え前のルーターの設定をW06に引き継ぐことができるので、再設定なしですぐにWiFi接続ができます。

WiMAX W06の進化点はなんといっても通信速度と利便性。

これまでWiMAXと聞くと度々呟かれていた「遅い」「繋がりにくい」を解決する、まさに最新のモバイルルーターと呼ぶに相応わしい代物になっています。

ただし、実はW06から無くなったものというのもいくつかあるんです。

続いてはW06で無くなった機能について見ていきましょう。

最新機種ではクレードルが無くなった?3つの無くなったもの

「W06」で無くなった機能を表現した画像

これまでWiMAX W06の特徴や基本スペックについて見てきましたが、無くなった機能というのもあります。

ここでは、W06からなくなったものについて解説していきます。

WiMAX W06で無くなったのは、以下の3点。

  1. クレードル
  2. Bluetooth接続
  3. NFC接続

順番に見ていきましょう。

無くなったもの1:クレードル

旧WiMAX端末には、これまで「クレードル」と呼ばれる、スタンド型の充電器のようなものが別売りで存在していました。

電波を強く受信できるようになったり有線LANで接続する際に使用していたのですが・・・

W06からは本体のみで電波をしっかりとキャッチでき、通信するための強化もされたので、必要ないと判断された可能性がありますね。

無くなったもの2:Bluetooth接続

これまでは、WiFiだと繋がりにくい端末もあり、代わりにBluetooth接続をしていた方もいらっしゃいました。

また消費電力が少なく、バッテリーが長持ちするとも言われていたBluetooth接続。

ただ、ここ数年でルーターと端末の繋がりやすさも格段に上がり、Bluetooth接続の方が通信強度が高いなんてことも少なくなりました。

それにそもそも使用している人があまりいないという理由もあって、WiMAX W06からは無くなった可能性が高いですね。

無くなったもの3:NFC接続

W04やW05に搭載されていたNFC接続。対応機器をかざすだけでパスワード入力なしに接続できる便利機能でした。

しかしこれも利用している人少ないために、WiMAX W06からは無くなった可能性が高いです。

さて、ここまでがWiMAX W06の基本スペックの全てです。

皆さんも段々とW06への理解が深まってきたのではないでしょうか?

ただここで気になるのが、「で、結局W05やWX05とW06、どっちを選べば良いの?」ということです。

これからWiMAXを利用しようと考えている方や、買い替え検討中の方は、まさにここが1番重要なところでもありますよね。

そこで、次の章ではWiMAX旧端末であるW05・WX05とW06の性能を比較して見ていきたいと思います!

W05/WX05とW06、新旧徹底比較!間違いなく◯◯で決まり!

「W06」「W05」「WX05」の比較を表現した画像

さて、ここからは最新機種であるW06と旧端末であるW05/WX05のスペックを比較して見ていきたいと思うのですが・・・

端末の比較を見て行く前に、結論を先にお教えしちゃいますね!

ずばり、WiMAX端末は「W06」がおすすめです。

特に、以下のような方はW06一択といっても過言ではありません。

  • 室内でも電波が安定した状態でインターネットをしたい
  • ロード待ちが長い、画面が固まるといったストレスから卒業したい!

それでは、実際に比較内容を見ていきましょう。

Speed Wi-Fi
NEXT W06
Speed Wi-Fi
NEXT WX05
Speed Wi-Fi
NEXT W05
販売元 HUAWEI NEC HUAWEI
発売時期 2019/01 2018/11 2018/01
サイズ 128×64×11.9mm 111×62×13.3mm 130×55×12.6mm
重量 125g 128g 131g
下り最大速度 1,237Mbps 440Mbps 758Mbps
上り最大速度 75Mbps 75Mbps 112.5Mbps
同時接続台数 16台 10台 10台
電池容量 3000mAh 3200mAh 2750mAh

上記がW06・WX05・W05のスペック比較表です。

それぞれ、W06と比較しながら見ていきたいと思います。

まずは同じHUAWEI製であるW06とW05から。

HUAWEI製のWiMAX端末比較!W06 vs W05

WiMAXを契約する際に、やっぱり重要視したいのがその通信速度とバッテリー時間ではないでしょうか?

ただでさえ「遅い・繋がらない」と言われがちなWiMAX、せっかくモバイルルーターを手にして、WiFi環境を持ち運べるようになったのに、通信速度が遅いんじゃ話になりません。

また、電池がすぐなくなると外出先での使用が難しくなります。

そこで今回は、上記の通信速度とバッテリー時間の観点から比較をしていきたいと思います。

Speed Wi-Fi NEXT W06 Speed Wi-Fi NEXT W05
発売時期 2019/01 2018/01
下り最大速度 1,237Mbps 758Mbps
上り最大速度 75Mbps 112.5Mbps
連続接続時間 約9時間 約9時間

W06とW05の下りの最大速度と上りの最大速度を見て見ましょう。

実は、HUAWEI製のWiMAX端末の良いところは、「通信速度の安定」にあります。

旧型のW05であっても下り758Mbps/上り112.5Mbpsを記録。

ただし、やはりそれを遥かに超えてくるのがW06です。

特に動画の視聴やダウンロードの際に必要になる通信速度、下りの最大速度が1,237Mbpsなのは、驚異的だと言えます。

前述になりますが、この1,237MbpsというのはWiMAX史上最速で、安定感があると言われている固定回線をも上回る高速通信。

ストレスなくWiMAXを使いたいならW06で間違いないと言えます。

たしかに、上りに関してはW05に軍配が上がります。

そのため、大容量のファイルをアップロードしなければならないという方は、W06だと少し遅いと感じることがあるかもしれません。

続いてバッテリーの持続時間ですが、こちらは同じHUAWEI製ということもあり、大きな違いはありませんでした。

しかし、実はこのグラフにはないところでW06がW05に対して圧勝している点がもう1つあります。

それが、基本スペックのところでご紹介したハイモードアンテナ・TX ビームフォーミング・通信モード自動切替といった機能面です。

これらの機能がW05には搭載されていません。(ご紹介した中ではWiFiお引越し機能のみ搭載)

そのため、W06とW05の比較としては以下のような結論になります。

メリット

  • 下りの最大速度が圧倒的に高い
  • 最新機能を多数搭載

デメリット

  • 上りの最大速度はW05の方が高い

WiMAX端末比較!W06 vs WX05

続いては、W06とNEC製のWX05を比較していきたいと思います。

果たして、製造メーカーが違うとスペックにも差が出てくるのでしょうか?

Speed Wi-Fi NEXT W06 Speed Wi-Fi NEXT WX05
販売元 HUAWEI NEC
発売時期 2019/01 2018/11
下り最大速度 1,237Mbps 440Mbps
上り最大速度 75Mbps 75Mbps
連続接続時間 約9時間 約11.5時間

まず通信速度についてですが、もう一目瞭然ですよね。

上りの最大速度は共に75Mbpsとなっていますが、下りの最大速度はWX05とW06で約3倍も違います。

何度も言いますが、WiMAXを使用する上で最も重要なのはその通信速度です。

これだけで既に答えは出ていそうですが(笑)

念のため、バッテリー時間についても見ておきましょう。

実は、バッテリー時間についてはWX05の方が若干ですが優秀です。

ただしこちらは2時間半とごくわずかな時間の差となっているので、こまめに充電することによって、充電持ちについてそれほど気になることはなさそうな気もします。

また先ほどのW05の時に搭載機能について触れましたが、WX05とW06間でほとんど差はありません

WX05に搭載されていないのは、ハイモードアンテナくらいになります。

※ただし、このアンテナ機能が搭載されているからW06はWiMAX受信感度が高く、室内でも安定して通信を行うことができるということはお忘れなく。

さて、W06とWX05の比較の結果は以下です。

メリット

  • 下りの最大速度が3倍以上
  • 室内でも繋がりやすくなっている

デメリット

  • バッテリー時間はWX05の方が長い

ここまでW06とW05・WX05を比較してきましたが、総合的に見るとやはりWiMAX W06が良いということに、皆さん納得いただけたかと思います。

「よーし、W06でWiMAXを契約するぞ!」とお考えのそこのあなた。

最後に契約する際の注意点についてお話するので、もう少しだけお付き合いください!

WiMAX契約の際の注意点

WiMAX契約の注意点を表現した画像

ここまで見てきて、やはりW06の最大の魅力は通信速度が1.2Gbpsと従来のWiMAX端末と比べて圧倒的だということはおわかりいただけたかと思います。

ただし1点注意が必要で、それは通信モードによって速度が変わってくるという点です。

ハイスピードプラスエリアモード+PC接続 (au4GLTE +WiMAX2+) 1,237Mbps
ハイスピードプラスエリアモード au4GLTE +WiMAX2+ 708Mbps
ハイスピードモード(デフォルト) WiMAX2+のみ 558Mbps

ちなみに、WiMAXを契約している約8割の方が申し込んでいるプラン「ギガ放題プラン」ではハイスピードモードのみが使用可能です。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードを使うには、

  • ギガ放題プランの3年契約に加入する
  • 上記以外のプランで1,005円/月を別途払う

このようにして、au4GLTE回線を利用できるようにしなければなりません。

また、ハイスピードプラスエリアモードは月々7GBまでという速度制限があります。

1度速度制限が掛かると翌月まで解除されず、制限時の通信速度は128Kbpsとなってしまいます。

そのため、WiMAX W06でハイスピードプラスエリアモードを使用する際には、通信モード自動切替設定を行うなどして、速度制限対策を施しましょう。

WiMAX W06のまとめ

最後にこのページでご紹介したWiMAX最新機種のW06のおさらいをしておくと、以下のようになります。

  • 下り最大速度1.2Gbpsで、固定回線並みのモバイルルーター
  • 最新機能搭載!特に高性能ハイモードアンテナで受信感度が向上

これらによって、従来のWiMAX端末からの通信速度の改善はもちろん、室内での繋がりやすさなども良くなっています。

通信速度が速いモードを使用する際には注意も必要ですが、速度を求める人にはまさに持ってこいのモバイルルーターとなっています。

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