WiMAXに興味を持った、けど現在契約中のポケットwifiや、他社プロバイダで加入中の人も多いのではないでしょうか。
契約更新時期まで現在のwifiルーターを使い続けるしかないのか……って思っている人に朗報です。
WiMAXへの乗り換えは上手くやれば損というよりは、むしろお得になることだってあります。
そこで今回はWiMAXの乗り換え方法について紹介すると同時に、おすすめのプロバイダを解説していきます。
これで、前の契約内容に我慢することなく、心機一転、快適なWiMAX生活をスタートすることが可能です。
乗り換えとは
WiMAXの乗り換え方法を紹介する前に、まずは「乗り換え」について紹介していきましょう。
乗り換えとは、現在契約中のサービスを解約して別の契約を結ぶ行為のことです。
乗り換える主なパターンとしては、「固定回線からWiMAX」「他社ポケットwifiからWiMAX」「WiMAXからWiMAX」の3種類が考えられます。
そこで各パターンからWiMAXに乗り換えを行う場合に最適な人とそうではない人を解説していきたいと思います。
固定回線からWiMAXの場合
光回線を引いてインターネットを利用していたけど、外出先でも高速インターネット通信を利用したい人はWiMAXへの乗り換えを検討する人も多いかもしれません。
ただし、WiMAXは無制限プランでも3日10GB以上利用してしまうと速度制限が課されてしまうので、この点は固定回線なら速度制限のストレスが無い分優秀です。
特に家族同士でインターネットを利用する場合はデータ消費量があっという間に制限に達してしまったり、複数人同時に接続すると速度が安定しなくなったりするデメリットもあるので注意が必要です。
また、個人でWiMAXを使用する場合でも、オンラインゲームや動画視聴などデータ消費量が多い使い方をする人は固定回線のほうがおすすめです。
やはり、固定回線の通信速度や接続の安定度はモバイルwifiルーターよりも優秀であり、WiMAXを使用する場合でも「乗り換え」ではなく「併用」のほうが最適な場合もあるので、個人のネット利用状況と照らし合わせて決めてみて下さい。
固定回線からの乗り換えまとめ
<おすすめの人>
- 外出先でもネットを利用したい
- 自宅ではあまりネットを使わない
<おすすめではない人>
- 家族など同時接続の機会が多い
- 動画サイトやオンラインゲームの利用頻度が高い
- 安定した通信速度と接続環境を希望
ポケットwifiからWiMAXの場合
現在他社のポケットwifiを使っているけど満足のいくネット通信が利用できていない人は、WiMAXのサービスは魅力に感じることでしょう。
特に無制限プランを利用したい人にとってはWiMAXが一番優れていると言っても過言ではありません。
モバイルwifiルーターを提供しているサービスの中で無制限プランを提供しているのはWiMAX(au)とY!mobileだけで、softbankとdocomoはデータ制限プランのみ。
ただし、Ymobileの無制限プランもオプションプランのアドバンスモードに加入しないと利用できないうえに、「AXGP」「TDD-LTE」の提供エリアでしか接続できないため、地方など多くの地域では利用できない状態です。
したがって、無制限プランを純粋に求める場合はWiMAXに乗り換えるしかありません。
いっぽうで月間7GBもあれば十分という人は通信状況や利用場所によって異なってきますが、ポケットwifiの継続契約で大差がないと言えます。
ポケットwifiからの乗り換えまとめ
<おすすめの人>
- 無制限プランが使いたい
<おすすめではない人>
- 月間7GBで十分
(参考:https://www.ymobile.jp/service/info/tsushin.html)
他社WiMAXから別のWiMAXの場合
現在もWiMAXを契約しているけど、新規のWiMaxに乗り換えたい人は、キャンペーン内容に魅力を感じている人が多いようです。
これは、WiMAXはどこのプロバイダで契約しても速度や通信感度に違いはないからです。
また、WiMAXの場合、長期間の2年や3年のプランで契約すると毎月割引が適用されて通常よりも安い料金でWiMAXを利用することが可能です。
しかし、2年または3年後の自動更新を行ってしまうと、その後は割引適用外ととなってしまい、月額料金は値上がってしまうので、このタイミングで乗り換えする人がたくさんにます。
したがって、これから更新月を控えている人は、他のWiMAXへの乗り換えの絶好のタイミングと言えます。
下記でプロバイダ別に契約更新後どれくあい月額料金が値上がりするか比較してみましたので参考にしてみて下さい。
ここでは、ギガ放題(3年)で25ヶ月目前後の値上がりを比較しています。
WiMAXプロバイダ | ~24ヶ月 | 25ヶ月目以降 | 差額 |
---|---|---|---|
Broad WiMAX (ブロードワイマックス) |
3,411円 | 4,011円 | 600円値上げ |
JPWiMAX (ジェイピーワイマックス) |
3,500円 | 4,100円 | 600円値上げ |
BIGLOBE(ビッグローブ) WiMAX 2+ |
3,980円 | 3,980円 | 値上げなし |
GMOとくとくBB | 4,263円 | 4,263円 | 値上げなし |
@nifty(ニフティ) WiMAX 2+ |
4,350円 | 4,350円 | 値上げなし |
So-net(ソネット) モバイルWiMAX 2+ |
4,379円 | 4,379円 | 値上げなし |
UQ WiMAX | 4,350円 | 4,350円 | 値上げなし |
上記、料金プランが安いプロバイダほど契約期間後半は値上がりするため、3年後の更新時期は乗り換えのタイミングとなります。
値上げなしのプロバイダの場合はそもそも月額料金が高いので、キャッシュバックなど特典を受け取って更新時期に他社の安いプランへの乗り換えるのがやはりおすすめ。
いっぽう、自動更新月以外の人は、高額な解約手数料が生じる可能性があるので乗り換えても損をしないかの確認は必須です。
また、現在のWiMaxをキャッシュバックキャンペーン期間中に契約した人で、お金を受け取っていない人は受け取った後でも遅くはないかもしれません。
プロバイダを乗り換えまとめ
<おすすめの人>
- 契約更新月
- キャンペーン特典が違約金を上回る
<おすすめではない人>
- 契約1年未満で高額な解約手数料が生じる
- キャッシュバックをまだ受け取っていない
auのスマホ利用者もお得
乗り換えだけでなく、auのスマホを契約している人はWiMAXをお得に利用できる方法を知っていますか?
WiMAXギガ放題と「auスマートバリューmine」をセットで契約するを利用すれば、WiMAXの月額料金が1,000円も割引。
3年契約なら総額36,000円もお得になるので、WiMAXが圧倒的な安さで利用できるようになるわけです。
しかも、料金プランが安いBroad WiMAXやJPWiMAXのプロバイダで契約すれば、月額2,000円台で利用するのも夢ではありません。
これは、au契約者しか利用できないお得な方法であり、ソフトバンクやdocomoユーザーよりもお得にWiMAXが利用可能です。
元契約を解約する際の違約金に注意
乗り換えする際の注意点は、中途解約に伴う違約金の支払いです。
これは、固定回線、ポケットwifi、他社WiMAXいずれでも該当する問題であり、長期契約を利用している人は更新月以外に発生してしまいます。
特に契約1年未満の場合は通常の期間よりも多額の違約金が発生してしまうことがあるので特に注意が必要です。
解約してWiMAXに乗り換えようと思っても、高額な違約金負担を知って躊躇してしまう人もいます。
では、どれくらいの解約手数料が発生するのか、人気の高いWiMAXギガ放題3年プランを例にとって各プロバイダの違約金を確認してみましょう。
WiMAXプロバイダ | 1年目 | 2年目 | 3年目以降 |
---|---|---|---|
UQ WiMAX | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
So-net (ソネット) |
19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
Broad WiMAX (ブロードワイマックス) |
19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
@nifty (ニフティ) |
19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
BIGLOBE (ビッグローブ) |
19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
GMOとくとくBB | 24,800円 | 24,800円 | 9,500円 |
JP WiMAX (ジェイピーワイマックス) |
30,000円 | 25,000円 | 25,000円 |
上記を確認してみると、一般的な解約手数料は1年目が19,000円、2年目14,000円、そして3年目以降が9,500円となっています。
そして、注意したいのが「GMOとくとくBB」と「JPWiMAX」のプロバイダで、他社よりも解約に伴う違約金の額が高額です。
両社は料金プランが業界最安クラスでWiMAXが利用できるいっぽうで、途中で解約してしまうと高額な解約金が請求されるため注意しましょう。
とは言っても、WiMAXを1年未満で解約する人はごく少数であるので、そこまで心配する必要はないかもしれませんが、乗り換えの際は気を付けておく必要があります。
契約解除負担のWiMAXキャンペーンは要チェック!
WiMAXの契約と言えば、高額なキャッシュバックを魅力で各プロバイダが競い合うように提供していますが、実は乗り換え向けのキャンペーンも提供するプロバイダもあるのをご存知ですか?
特典内容は乗り換えによる解約で生じる違約金を負担してくれるキャンペーンです。
これなら解約に伴う高額な違約金を心配することなく、WiMAXに乗り換えることができますよね。
また、乗り換えキャンペーンを提供していないプロバイダでも、キャッシュバックが高額であれば十分解約手数料をカーバーできます。
WiMAXに本当に乗り換えたいのなら高額なキャッシュバックが多い今がチャンスと言えるでしょう。
乗り換えでおすすめのWiMAXプロバイダはどこ!?
画像引用元:https://wimax-broad.jp/
解約金支払いのハードルが大きく下がる乗り換えキャンペーンを利用するなら、【Broad WiMAX】と言えます。
Broad WiMAXなら、現在利用しているwifiサービスの解約の伴う解除手数料は最大19,000円まで負担!。
対象となるwifiサービスは「WiMAX」「Softbank Air」「Ymobile ポケットwifi」のいずれかの契約者です。
19,000円と言えば、WiMAXの1年目の解約手数料と同じなので、多くの人が実質解約金を無料で乗り換えられることになります。
ただし、端末を分割で支払っている人はその分は対象外になるので注意が必要です。
もちろん、初期費用0円に加え、毎月の月額料金は2,726円~(業界最安級)と、乗り換え後の魅力もいっぱい。
乗り換えでWiMAXを利用するなら業界最安級の安さを誇るプロバイダ「Broad WiMAX」を選ぶことをおすすめします。