WiMAXとは、UQコミュニケーションズが提供するサービスで、モバイルWiFiルーター端末の1つです。
2019年の最新機種「W06」をはじめ、WiMAXでは様々な機種が販売されています。
機種による違いなど、どこを比較すれば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、WiMAXルーターの機種別比較と合わせておすすめのルーターを紹介しています。
またWiMAXルーターを契約する際のプロバイダ比較もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
WiMAXのルーター端末をまとめて比較
まずはWiMAXルーターの各機種のスペックをまとめて比較してみましょう。
現在WiMAXルーターには、モバイルWiFiルーター端末 と 据え置き型のホームルーター の大きく2種類があります。
それぞれの特徴と使い勝手を比較し、どちらが自分に合っているのかをチェックしてみてくださいね。
WiMAXの主要ルーター端末一覧
WiMAXのモバイルWiFiルーター端末は最新機種の「W06」を含め、全部で14機種が登場しています。
ここでは、2017年2月に発売された「W04」以降の機種についてスペック比較をまとめています。
W06 | WX05 | W05 | WX04 | W04 | |
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製品画像 | |||||
発売年月 | 2019年1月 | 2018年11月 | 2018年1月 | 2017年11月 | 2017年2月 |
最大通信速度(下り) | 558Mbps
|
440Mbps | 558Mbps (LTE利用時:708Mbps) |
440Mbps | 558Mbps (LTE利用時:708Mbps) |
最大通信速度(上り) | 75Mbps | 30Mbps | 75Mbps | 30Mbps | 30Mbps |
対応通信回線 |
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通信時間 (ハイパフォーマンスモード) |
9時間 | 10.5時間 | 6.5時間 | 10.5時間 | 6.5時間 |
通信時間 (エコモード) |
11.5時間 | 11.5時間 | 11.5時間 | 9時間 | 11.5時間 |
連続待受時間 | 800時間 | 700時間 | 850時間 | 700時間 | 850時間 |
通信技術 | 4×4 MIMO/CA | 4×4 MIMO/CA | 4×4 MIMO/CA | 4×4 MIMO/CA | 4×4 MIMO/CA |
サイズ | W64×H128×D11.9 | W111×H62×D13.3 | W55×H130×D12.6 | W111×H62×D13.3 | W53×H130×D14.2 |
重さ | 125g | 128g | 131g | 128g | 140g |
上記の表を見ると、下りの最大通信速度は「W06」が最も速い数値となっていることが分かります。
それぞれの比較ポイントは後述しますが、単純に通信速度だけを比較するだけでも最新機種の「W06」が優れていると言えるでしょう。
モバイルWiFiルーター端末は持ち運びができるため、移動中や外出先でもインターネットを利用する場合に便利。
ギガ放題プランなら実質無制限で高速通信を利用でき、オンラインゲームや動画視聴を頻繫に行う方にもおすすめです。
据え置き型のホームルーターも
WiMAXには自宅など固定の場所で利用することを目的とした据え置き型のホームルーターも販売されています。
現在提供されている2種類のホームルーターのスペックも比較してみましょう。
Speed Wi-Fi HOME L02 |
HOME 01 | |
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製品画像 | ||
発売年月 | 2019年1月 | 2018年12月 |
最大通信速度 (下り) |
867Mbps (有線:1,000Mbps) |
440Mbps |
最大通信速度 (上り) |
75Mbps | 75Mbps |
対応通信回線 |
|
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同時WiFi接続台数 |
42台
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22台
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サイズ | W93×H178×D93 | W70×H155×D100 |
重さ | 436g | 338g |
こちらもモバイルWiFiルーター端末と同様、最新機種となる「Speed Wi-Fi HOME L02」の方がより高速での通信が可能となっています。
どの機種にしようか迷ったときは、最新機種を選んでおけば間違いないでしょう。
WiMAXのホームルーターはコンセントに接続するだけですぐに利用でき、面倒な工事などが不要です。
引っ越しの多い家庭など、固定回線の契約を避けたい場合はWiMAXのホームルーターを検討してみても良いかもしれません。
WiMAXルーターの比較ポイントと選び方
WiMAXルーターのスペックが分かったところで、機種を選ぶ際にチェックするべき比較ポイントを確認してみましょう。
WiMAXの機種を比較するうえで重要となるポイントは主に以下の4つです。
- 通信速度
- 通信モード
- 連続通信時間
モバイルWiFiルーター端末を中心に、それぞれの比較ポイントを詳しく見ていきましょう。
通信速度
WiMAXルーターの機種を決めるときに最も重要になるのが通信速度ではないでしょうか。
インターネット回線の通信速度には「下り」と「上り」があり、下りはダウンロード、上りはアップロードの速さを示しています。
下りの速度が速いほど、WEBサイトの接続やアプリの読み込み、メールの受信などがスムーズになります。
また上りの速度が速いと、SNSに画像を投稿したり、メールを送信したりする際にストレスがかかりません。
最大通信速度 (下り) |
最大通信速度 (上り) |
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---|---|---|
W06 | 558MbpsLTE利用時:867Mbps 有線:1,237Mbps |
75Mbps |
WX05 | 440Mbps | 30Mbps |
W05 | 558Mbps (LTE利用時:708Mbps) |
75Mbps |
WX04 | 440Mbps | 30Mbps |
W04 | 558Mbps (LTE利用時:708Mbps) |
30Mbps |
速度に比較してみると、圧倒的に最新機種のW06が速いことが分かります。
有線接続を行うと最大1,237Mbpsとなり、固定回線とほとんど変わらない速さを実現しています。
WiMAXのギガ放題プランなら3日間で10GB以上の通信量を使わない限り、実質無制限でこの高速通信を利用可能。
より快適にインターネット接続をしたい場合は、最新機種の「W06」がおすすめです。
通信モードの対応種類
続いて、WiMAXルーターがどの通信モードに対応しているのかも確認してみましょう。
WiMAXルーターでは主にWiMAX2+回線とau 4G LTE回線の2種類で通信を行います。
基本的にはWiMAX2+の回線で通信を行いますが、WiMAXは携帯回線と比較するとまだ全国を網羅しているとは言えません。
このとき、au 4G LTE回線も対応している機種であれば、WiMAX2+の電波が圏外となるエリアでもLTE回線に切り替えて使うことが可能。
LTE回線を使った通信をハイスピードプラスエリアモードといい、今回比較した「W04」以降の機種は全て両方に対応しています。
「W03」以前はハイスピードプラスエリアモードに対応していないものもあるので、古い機種は避けた方が良いです。
ただし、ハイスピードプラスエリアモードはオプション契約となるため、利用月について1,000円程度の追加料金がかかる点に注意。
契約内容によっては無料で利用できるプロバイダもあるため、機種と合わせてプロバイダも比較してみると良いでしょう。
連続通信時間
連続通信時間とは、WiMAXルーターを使い続けた場合のバッテリーの持ち時間を指します。
現在のルーターにはハイパフォーマンスモードとエコモードが搭載されており、用途や時間に合わせて切り替えが可能です。
「W04」以降の機種の連続通信時間は以下の通り。
通信時間 (ハイパフォーマンスモード) |
通信時間 (エコモード) |
|
---|---|---|
W06 | 9時間 | 11.5時間 |
WX05 | 10.5時間 | 11.5時間 |
W05 | 6.5時間 | 11.5時間 |
WX04 | 10.5時間 | 9時間 |
W04 | 6.5時間 | 11.5時間 |
ハイパフォーマンスモードでの連続通信時間に関しては「WX04」「WX05」が最も長くなります。
「W06」の9時間でも十分長持ちしますし、通信速度を踏まえると最新機種の「W06」の方が優秀と言えるでしょう。
WiMAXルーターに迷ったら最新機種「W06」がおすすめ
ここまで紹介した3つの比較ポイントをまとめると、以下のようになります。
- 通信速度が最も速いのは「W06」
- 「W04」以降の機種は全てWiMAX2+とau 4G LTE回線に対応
- 連続通信時間が長いのは「WX04」「WX05」「W06」
このことから、デザインなどに特別なこだわりがない限り、WiMAXルーターは最新機種の「W06」を選ぶことをおすすめします。
「W06」は他の機種と比較して端末の薄さも最も薄くなっており、持ち運びにも便利な機種となっています。
お得に契約するならプロバイダ選びも重要
WiMAXルーターを契約する際は、どのプロバイダを経由するのかも重要なポイントとなります。
続いて、WiMAXルーターをお得に契約するためのプロバイダ選びのポイントを比較していきましょう。
どのプロバイダを選んでもプランや機種は変わらない
現在、WiMAXルーターを契約できるプロバイダは20社以上存在しています。
とは言え、利用する回線はいずれもWiMAX2+(およびau 4G LTE)のため、プロバイダによって通信速度が変わることはありません。
また契約できるプランも「ギガ放題」と「ライト」の2種類のみ。
プランの内容や制限がかかる条件なども各プロバイダ共通となります。
取扱い端末の種類は在庫などにより異なりますが、プロバイダごとに独自の端末があるわけではありません。
最新機種に対応しているプロバイダであれば特に問題ないでしょう。
WiMAXルーターのプロバイダは料金で比較
WiMAXルーターのプロバイダを選ぶ際は、主に契約時の費用や月額料金などで比較を行います。
プロバイダによる違いとして最も大きいのが、割引やキャッシュバックのキャンペーン内容です。
主要プロバイダが展開しているWiMAXルーターの割引サービスは以下の通り。
プロバイダ | 割引・キャッシュバック内容 | 適用条件 |
---|---|---|
JPWiMAX | キャッシュバック10,000円 | 契約後に届くURLからIDを入力 |
GMOとくとくBB | キャッシュバック最大34,600円 | 11か月目に届くメールから振込先と登録 |
Broad WiMAX |
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DTI | キャッシュバック500円(最大12回) | NTTグループカードを発行し、支払い方法として設定 |
BIGLOBE | キャッシュバック10,000円 | ギガ放題1年プランを契約 |
この他、WiMAXルーターの端末代金が無料になるところや、ハイスピードプラスエリアモードを無料で付けられるところもあります。
月々の料金を抑えるか、キャッシュバックとして還元を受けるか、都合の良い方を選択しましょう。
確実にキャッシュバックを受け取れる「JPWiMAX」がおすすめ
プロバイダによって様々なキャンペーンが行われていますが、中でもおすすめなのがJPWiMAXです。
JPWiMAXのキャッシュバックは、契約後に送られてくるURLから契約IDを入力するだけで簡単に受け取ることが可能です。
商品券ではなくAmazonギフト券でキャッシュバックされるため、使い勝手も良いでしょう。
複雑なプラン契約や手続きをする必要がなく、最短で即日キャッシュバックを受け取ることができるというスピーディーさも魅力。
他社のキャンペーンを見てみると、キャッシュバックまでに1年近くかかるものや、様々な手続きを要するものが少なくありません。
JPWiMAXは簡単な操作で確実にキャッシュバックが得られるのでおすすめです。
またJPWiMAXは契約から3年間にわたって割引が適用されるため、月額料金の部分でもお得なプロバイダと言えるでしょう。
まとめ
- WiMAXルーターにはモバイル端末タイプと据え置きタイプの2種類がある
- モバイル端末タイプでは、圧倒的な通信速度を誇る「W06」がおすすめ
- WiMAXルーターの機種だけでなくプロバイダもしっかり比較して契約を
機種が多いとどれを購入すれば良いのか悩んでしまいますが、WiMAXルーターに関しては最新機種を選択するのがおすすめです。
料金に関してはプロバイダ選びの方が重要となるので、割引内容などを比較してお得に契約できるプロバイダを見つけてくださいね。