GMOとくとくBBは、WiMAXの他にもドコモ光などの光回線も提供するGMOインターネット運営のプロバイダサービスです。GMOとくとくBBは低価格で豪華な特典が利用できることから人気が高く、WiMAXでも契約者が非常に多いのが特徴。そんなGMOとくとくBBについて今回は料金プランから特徴まで幅広く紹介していきます。
GMOとくとくBBの気になる料金プラン
GMOとくとくBBのWiMAXは、「ギガ放題」と「月7GB」の2種類の料金プランをともに3年契約で用意しています。
料金プランの変更はBBnaviにログインすればいつでも変更可能です。
ギガ放題プラン
GMOとくとくBBの無制限でWiMAXが使えるギガ放題の料金プランは、最初の2カ月は3,609円で利用でき、それ以降は4,263円となっています。
月額料金だけ見ると、そこまで割安感はありませんが、やはりキャッシュバックが高額であるため、実質的な負担額は大きく下がります。
月7GBプラン
無制限ではなく月間7GBを上限とするプランは、月額料金3,609円でずっと利用可能なので、お得感はありますが、その分データ量に制限あるので注意が必要です。
ちなみにGMOとくとくBBでは、両方のプランとも端末代金もauのLTEオプションもすべて無料なので、あとは事務手数料3,000円がかかる程度です。
最新機種に解約手数料なしで変更可能
長期契約のネックとしては、利用しているルーターが古くなってしまい、性能が劣ったり、バッテリー消費が速くなったりなどと色々な問題が生じてきます。
そんな時は、他社に乗り換えて新規契約の特典を利用して最新のルーターを手に入れようと思う人もいるかもしれませんが、GMOとくとくBBならWiMAXの最新機種へ無料で機種変更可能です。
20,000円相当の最新機種が無料なうえ、しかも契約更新月でなくても解約にかかる料金も無料。
条件としては、GMOとくとくBBのWiMAXの2年プランなら20カ月以上、3年プランなら32ヶ月以上で最新ルーターへ変更できます。
GMOとくとくBBの料金プランやサポート内容に満足しているのであれば、最新ルーターを使いながら継続して高速ネット通信が利用できることになります。
無料で機種変更をサポートしているプロバイダは、WiMAXの中でもGMOとくとくBBぐらいではないのでしょうか。
キャンペーンが豪華!キャッシュバックは3万円超
以前は4万円を超えるキャッシュバックが設定されていたGMOとくとくBBですが、今は最大34,600円が最高額です。
それでもまだまだ他のプロバイダと比較すると高額だと評判。
最近はキャッシュバックを採用するプロバイダも減少しており、どれだけGMOとくとくBBの特典が豪華かを下記でまとめていますので比較してみて下さい。
他社プロバイダとキャッシュバックを比較
WiMAXプロバイダ | キャッシュバック金額 | 3年間費用(ギガ放題) | 実質負担金 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 34,600円 | 155,160円 | 120,660円 |
JPWiMAX | 10,000円 | 134,100円 | 124,100円 |
Broad WiMAX | 0円 | 150,483円 | 131,626円 |
上記を踏まえるとキャッシュバックが高額なGMOとくとくBBが一番安く見えますが、実はJPWiMAXのほうが安いのが分かります。
したがって、キャッシュバックが高額でも月額料金が高ければ、必ずしもお得になるとは限らないとうことです。
キャッシュバックばかりに注目せずに、総合的に判断することが重要になります。
20日以内の解約なら違約金が無料
GMOとくとくBBの魅力的なキャンペーンはキャッシュバックだけではありません。
WiMAXを契約したにも関わらず、「速度が思いのほか遅い」「接続環境が悪い」といった満足のいくサービスではなかった場合、20日以内なら解約金なしでキャンセル可能です。
長期契約の場合は、更新時期のタイミングを逃すと高額な解約手数料は生じてしまうので、WiMAXの満足度が高くない場合は20日以内のタイミングで解約することをおすすめします。
ただし、全ての人が適用される条件ではないので、細かく適用条件は確認しておくことが重要です。
- エリアは問題なし(UQWiMAXのピンポイントエリア判定で「〇」の場合)
- GMOとくとくBBの新規入会の方(過去に申し込みがある場合は不可)
- 公式サイトからの契約のみ(https://gmobb.jp/)
上記、一部抜粋してみましたが、エリア判定で悪いと当該キャンペンーンの適用外となってしまうので注意しましょう。
キャンセル方法は、「GMOとくとくBB」お客様センターに電話を行い、その後、返品商品を送るだけです(送料自己負担)。
マカフィーのセキュリティソフト1年無料
GMOとくとくBBでWiMAXの申し込みを行うと、限定でセキュリティソフト「マカフィーマルチアクセス」が無料で1年間利用可能です。
通常だと月額500円の料金が発生するので、ウイルス対策として活用してみてはいかがでしょうか。
利用するには別途申し込みが必要なのでお忘れなく。
GMOとくとくBBがキャッシュバックを豪華に設定できる理由
GMOとくとくBBはなぜ他社に比べて高額なキャッシュバックが設定できるのが疑問に思う人もいるかもしれません。
これは、GMOが上場企業であり、大規模な広告予算などが掛けられることが1つの要因となっています。
広告費を投入すれば、それだけ契約者の獲得にもつながり多くの件数を獲得することで収益に貢献し、結果的にキャッシュバックという形で消費者に還元することができるわけです。
また、店舗を持たずホームページ上のみで募集を行っていることからも、人件費や賃料などの経費をカットする経営努力によっても実現されています。
デメリットと注意しておきたいポイント
キャッシュバック受取方法の難しさ
GMOとくとくBBは高額なキャッシュバックが魅力的ですが、実は受け取れるのは契約開始後11ヶ月です。つまり、1年近く経たないと受け取れないので忘れてしま人も中にはいます。
しかも受取可能な期間が決めれており、口コミ評価を確認してみると、後から気づいても期間が過ぎてキャッシュバックが受け取れなかったという人も。
もらい損ねる理由の多くは、通知メールがGMOとくとくbbのメールアドレスに届くからです。
今の時代、GmailやYahooメールといったフリーメールも普及しており、わざわざプロバイダのメール設定まで行っていない人も多いのではないのでしょうか。
その結果、通知メールが届いても気づかないのです。
せっかくキャッシュバック目当てでGMOとくとくBBで契約したのに、受取に失敗したら意味がないですよね。
ただ高い料金プランを負担しただけになってしまうので、キャッシュバックの受取には細心の注意を払いましょう。
サポート対応の質はイマイチ
GMOとくとくBBの評判が悪い理由としては、サポート対応の悪さをあげる人も多いです。
特にサポート窓口に電話しても繋がらないことが多く、長時間待たされることも。
また、土日・祝日は電話サポートをやっていないので、平日が忙しい社会人などは問い合わせができない。
電話が繋がらないとストレスなうえ、時間も勿体ないので、急ぎの用件ではない場合はメールで問い合わせをすることをおすすめします。
ただし、電話の混雑、およびメール対応の遅延については改善されつつあるという意見もあるので、今後に期待です。
契約は慎重に?解約に伴う違約金が高い
高額なキャッシュバックが魅力な一方で、GMOとくとくBBは途中で解約してしまうと他のプロバイダよりも高額な違約金が生じてしまいます。
通常の解約手数料と比較すると、GMOとくとくBBだと2年目まで1万円以上の違約金を多く支払う必要があるため、中途解約は慎重にならざるを得ません。
1ヶ月~12ヶ月 | 13ヶ月~24ヶ月 | 25ヶ月以降 | |
---|---|---|---|
UQ WiMAX | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
GMOとくとくBB | 24,800円 | 24,800円 | 9,500円 |
一番最悪のは、キャッシュバックも受け取らずに中途解約してしまうことです。
これだと24,800円という高額な解約手数料に加え、キャッシュバックも受け取れないというメリットが1つも得られないことになります。
たとえ解約するとしても、最低2年は使用することが重要です。
【まとめ】GMOとくとくBBがおすすめの人
以上、GMOとくとくBBのWiMAXについて詳しく紹介してきましたが、これを踏まえると下記の人へおすすめとなります。
- 高額なキャッシュバックが欲しい
- なるべく経済的負担を抑えたい
- 使い勝手が悪ければ解約するかもしれない
やはり、キャッシュバックが高額であるため、月額料金が多少割高でも実質負担額でみると業界最安水準と言えます。
ただし、キャッシュバックの受取方法の難しいさや、サポート対応の問題、または違約金の高さなど注意点もあるので、事前にしっかりと理解したうえでWiMAXを契約してみてください。