「WiFiが繋がらない」「通信速度が遅すぎる」といった問い合わせが多発しており、どんなときもWiFiは原因を調査中とのことです。
今田美桜さんと佐藤二朗さんが出演するcmで有名な「どんなときもWiFi」。
株式会社グッド・ラックが運営するポケットWiFiの会社です。
cmでよく見ますが、どのようなポケットWiFiなのか知らない方も少なくありません。
そこで今回は、どんなときもWiFiの
- 3つのメリット
- 5つのデメリット
について、詳しく解説していきます。
どんなときもWiFiの契約を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
どんなときもWiFi3つのメリット
ここでは、どんなときもWiFiのメリットを紹介します。
- データ量の制限がない
- クラウドWiFiで海外対応
- 利用可能エリアが広範囲
どんなときもWiFiには、ほかにはない独自のメリットがあります。
どれもオリジナリティ溢れる良さで、使い方によっては非常に便利です。
使い方によってはかなりの強みになるので、ポケットWiFiをどう使いたいか、照らし合わせてご覧ください。
データ量の制限がない
どんなときもWiFiには、データ量に制限がありません。
通常、多くのポケットWiFiにはデータ量に制限があるもの。
- 3日で10GB使うと通信制限がかかる
- 1ヶ月あたり7GB以上使うと通信制限にかかる
などさまざまですが、使いすぎによるペナルティがあるのは当たり前とも言えます。
一方、どんなときもWiFiでは、どれだけ利用しても制限がかかりません。
データ量に制限がないため、好きなだけWiFiに繋いで利用できます。
使用データ量を気にしなくていいのは、どんなときもWiFi最大のメリットだと言っても過言ではないでしょう。
ほかにはない特徴なので、通信制限が嫌な方にはおすすめのポケットWiFiです。
クラウドWiFiで海外対応
出典:https://donnatokimo-wifi.jp/cloudwifi
どんなときもWiFiは、国外でも利用することができます。
通常のポケットWiFiは、利用する場所近くの電波塔から発信される電波を拾って、インターネット通信を行うのが一般的。
どんなときもWiFiのクラウドWiFiとは、サーバー上にあるSIMカードを適用させてインターネット通信を行う次世代の仕組みです。
このような仕組みのポケットWiFiだからこそできるのが、外国でのWiFi利用です。
日本にいようと国外にいようと、自動的に適切なSIMカードを選んでくれるため、わざわざSIMカードを差し直す必要がありません。
海外利用の金額については、以下を確認してください。
アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米など74ヶ国 | 1,280円/日 |
---|---|
中東・南米・アフリカなど56ヶ国 | 1,880円/日 |
どんなときもWiFiを海外で使う場合は、使った日数で料金が計算されます。
たとえば1週間のうち3日しか接続しなかったら、3日分しか請求されません。
さらに、国外利用の申請も不要なので、気軽に使えるのも特徴です。
どんなときもWiFiのポケットWiFi1台だけで国内外で利用できるのは、使い方によっては非常に便利でしょう。
海外旅行が趣味な方・国外出張の多い方には、非常に便利なポケットWiFiです。
利用可能エリアが広範囲
利用可能エリアが広範囲なことも、メリットのひとつです。
クラウドWiFiは、au・ソフトバンク・ドコモの大手3回線から都度適切なものを選んで接続してくれる仕組みです。
たとえば、auの回線がつながらないときでも、自動的にドコモ・ソフトバンクの回線に切り替えてくれます。
そのため、どんなエリアでも快適に接続できるわけです。
※電波の届きにくい場所では接続が悪いこともあります。
トリプルキャリアネットワークに対応しているからこそ、他社のポケットWiFiではつながらなくても、どんなときもWiFiなら繋がることも。
ワイドエリアで使えることは、どんなときもWiFiの強みだと言えるでしょう。
どんなときもWiFi5つのデメリット
ここでは、どんなときもWiFi5つのデメリットを紹介します。
- 端末返却の必要がある
- 25ヶ月目からの料金が高い
- 通信速度が遅い
- 同時に接続できる台数が少ない
- バッテリー残量の確認がめんどう
どんなときもWiFiのポケットWiFiには、他社よりも優れた強みが数多くありました。
しかしその反面、他社に比べると劣っている部分も少なくありません。
良いところだけ見てどんなときもWiFiを契約するのは、時期尚早です。
デメリットもチェックして、どんなときもWiFiのポケットWiFiを契約するか考えましょう。
端末返却の必要がある
端末返却の必要があることは、どんなときもWiFiのデメリットです。
他社のポケットWiFiでは、基本的に端末(ルーター)は購入することがほとんど。
しかし、どんなときもWiFiはルーターを買い取るのではなく、レンタルという位置づけです。
そのため、解約時には端末を返さなければいけません。
返却時にルーターが故障していた場合、機器損害金として18,000円を支払う必要があります。
ルーターの故障が不安な人は、月額400円の「あんしん補償」に加入するのがおすすめです。
加入していれば、ルーターが壊れても無料で新品と交換してくれるため、機器損害金も発生しません。
ちなみにルーターを返す際は、解約月の翌月10日までに必着・送料は利用者負担と、条件が厳しいのも見落とせないポイント。
端末返送の手間がかかるのは、どんなときもWiFiのデメリットだと言えるでしょう。
25ヶ月目からの料金が高い
どんなときもWiFiでは、25ヶ月目からの料金が高くなります。
冒頭でも解説したとおり、1〜24ヶ月目は3,480円と比較的安い料金で利用できます。
しかし、25ヶ月目からは3,980円になるので、ずば抜けて安いポケットWiFiとは言い切れません。
たとえばUQWiMAXなら、何年使っても3,880円です。
1〜24ヶ月目はどんなときもWiFiの方が安くても、長く使えば使うほど他のポケットWiFiを契約する方が安くなってしまいます。
ですので2年間どんなときもWiFiを利用したら、解約して他社に乗り換えるか、新しく契約し直すのが得策です。
通信速度が他社に劣る
「D1」は、通信速度がほかのポケットWiFiに劣ります。
まずは、ほかのポケットWiFiの速度と比較した表を見てみましょう。
下り最大 | 上り最大 | |
---|---|---|
どんなときもWiFi 「D1」 |
150Mbps | 50Mbps |
UQWiMAX 「Speed Wi-Fi NEXT W06」 |
1.2Gbps | 75Mbps |
Y!mobile 「Pocket WiFi 803ZT」 |
988Mbps | 37.5Mbps |
Docomo 「Wi-Fi STATION SH-05L」 |
988 Mbps | 75Mbps |
UQWiMAXの「Speed Wi-Fi NEXT W06」の下り速度は、D1と比較すると約8倍。
数字だけで見ても、どんなときもWiFiのポケットWiFiは速度が遅いことが分かります。
ほかの2機種と比べても、かなり速度が遅くなっています。
ポケットWiFiを利用するにあたり、速度が遅いことは致命傷です。
せっかくポケットWiFiに接続しても「Youtubeの動画が見れない」「google mapの読み込みが遅い」「画像が送れない」といったことがあると、ポケットWiFiを契約する意味がありません。
ポケットWiFiの速度が遅いことはストレスにもつながるため、どんなときもWiFiにおける見逃せないデメリットです。
同時に接続できる台数が少ない
同時に接続できる台数が少ないのは、ポケットWiFiの便利さが半減するポイントです。
ほかのポケットWiFiと比べると、台数の少なさがひと目で分かります。
どんなときもWiFi 「D1」 |
5台 |
---|---|
UQWiMAX 「Speed Wi-Fi NEXT W06」 |
16台 |
Y!mobile 「Pocket WiFi 803ZT」 |
16台 |
Docomo 「Wi-Fi STATION SH-05L」 |
11台 |
たとえば
- パソコン
- スマホ
- ゲーム機
- タブレット
- プリンター
に接続したら、これ以上は接続できません。
1人暮らしだったり、接続する端末が少なければ問題ありませんが、大人数での利用には向いていないのが残念なポイント。
たとえば4人家族で利用するとしたら、1人あたり1台しか接続できないわけです。
せっかくデータ量が無制限でもそのメリットを存分に生かせないのは、どんなときもWiFiの大きなデメリットでしょう。
バッテリー残量の確認がめんどう
ポケットWiFi「D1」は、端末でバッテリー残量を確認できません。
他社のポケットWiFiは、端末にディスプレイがついている機種がほとんど。
たとえばWiMAXの「Speed Wi-Fi NEXT W06」なら、画面でバッテリーがどれくらい残っているかの確認ができます。
しかしどんなときもWiFiでレンタルしているD1は、端末にディスプレイがついていません。
バッテリー残量の確認をしたいときは、
- 電源ボタンを軽く押す
- ランプの点灯を確認(4つなら約100%、1つなら約25%)
と手間がかかる上、見づらいのが特徴です。
ひと目でバッテリーの残りをチェックしたい方には、気になるポイントでしょう。
国外でも使うならおすすめなポケットWiFi
今回は、どんなときもWiFiのメリット・デメリットについて解説してきました。
どんなときもWiFiには、ワイドエリアで使えるなど、他のポケットWiFiにはないオリジナルの強みがあります。
とくに国外でも使いたいときには非常に便利なので、ポケットWiFiの使用用途を改めて考え、照らし合わせてみると良いでしょう。
解約違約金が高額だからこそ、契約してから後悔しても手遅れ。
契約前にどんなときもWiFiのメリットとデメリットをしっかりとチェックして、後悔のないポケットWiFi選びをしてください。