WiMAXやY!mobileなどのモバイルWi-Fi系の料金体系ってとてもわかりにくいですよね・・・
プロバイダごとにキャッシュバックがあったり、別途料金が掛かるものがあったり、正直親切に説明してくれているとは言い難いかもしれません。
そこでこのページでは、そんなWiMAXのわかりにくい料金のお話をどのサイトよりもわかりやすく解説していきたいと思います。
WiMAXを契約する際に必要になる初期費用や月次費用から解約金まで、支払いに必要な全ての料金について説明していきます。
公式サイトを見ても料金のことがイマイチわからなかった、複雑な計算はしたくない、という方は必見です。
WiMAXを契約したら必要になる全料金がこちら
さて、ここからWiMAXを契約した際に発生する料金について、具体的に見ていきたいと思います。
WiMAXを使用する上で必要になるのは大きく分けて4つの料金。
1度払えば大丈夫なものから月次のものもあります。
- 初期費用(契約手数料、端末代金)
- 月額使用料
- オプション料金
- 解約違約金
それでは順番に見ていきましょう。
初期費用として必要な契約手数料&端末代金
「初期費用」のなかには、大きく分けて2つの料金が含まれています。それが、「契約手数料」と「WiMAX端末機器(ルーター)代金」です。
ただこれについては、そんなに気にすることはありません。
というのも、契約手数料はどのプロバイダで契約をしても一律3,000円。
また、端末代金はプロバイダによっては1円~3,800円掛かることもありますが、ほとんどのプロバイダで一律無料としているところが多いです。
そのため、端末料金が有料or無料のどちらなのかを確認することをおすすめします。
月額料金の考え方はそのプランの「契約期間の総額」
まず最初に確認をしておきたいのが、WiMAXはプランによって料金が変わってくるという点です。
WiMAXには「通常プラン」と「ギガ放題プラン」と2つのプランがあります。
それぞれの特徴と月額料金は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 | 月間通信量制限 |
---|---|---|
通常プラン | 3,696円 | 7G |
ギガ放題プラン | 4,380円 | 無制限 |
これは余談ですが、WiMAXを契約している方の8割がギガ放題プランです。通信無制限なのでストレスなく使用できるからですね!
さて上記を踏まえた上で月額使用料について見ていきたいのですが、恐らくWiMAXの料金計算が複雑になってしまうのは、この料金計算をややこしく考えてしまっているからではないかなと思います。
「月額料金」という一言をとっても、期間によって変化したり、特定の期間だけ割引があったりと、「安いのか高いのか結局わからない」なんてことになっていませんか?
そこで、月額使用料をプロバイダ間で比較する際には、必ず「ある一定の基本料金のトータル」を考えるようにしましょう。
つまり、どのプロバイダにもある月額割引が適用される期間の料金と、その後の基本料金を足して考えるということです。
ここでは例として、WiMAXプロバイダのなかでも人気のGMOとくとくBBと本家であるUQWiMAXの料金を比較して見ていきたいと思います。
プランはギガ放題プラン、3年契約で比較をしていきましょう。
プラン名 | UQWiMAX | GMOとくとくBB |
---|---|---|
月額使用料 | 3,696円(1~2ヶ月) 4,380円(3ヶ月~ |
3,609円(1~2ヶ月) 4,263円(3ヶ月~) |
キャッシュバック | なし | 最大34,600円 |
契約手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
WiMAX端末代 | 15,000円 | 0円 |
3年間の実質負担 | 157,680円 | 120,660円 |
※2020年1月現在
WiMAXを契約する際に必要になる、基本的な料金の総額についてはこの表の通りです。
上記の表を見て、皆さんお気づきかと思いますがWiMAXは使えば使うほど月額料金が高くなっていきます。要は月額料金というのは一定ではなく変化していくものだということです。
そのため、必ず「契約期間の総額」で月々の料金を考えるようにして下さいね。
なかには、最初の1年間の月額料金とキャッシュバックキャンペーンで、かなり格安に見せているサイトなどもあります。
特にキャッシュバック額が多いBIGLOBE(ビッグローブ)や月額料金が安いBroadWiMAXなどは、もれなく計算をしておきたいところです。
ここまでで、料金の基本的な部分についてはお伝えできたのですが、その他に2つだけ注意しておきたい料金があります。
それが「オプション料金」と「解約違約金」。
この2つについて説明していきたいと思います。
ハイスピードエリアモードは追加料金の請求対象!?
WiMAXにはハイスピードエリアモードと呼ばれる、WiMAX2+回線の電波が入らないところでau 4G LTE回線を使えるモードがあります。
スマホと同じLTE回線を使えば、電波が弱いところでも安心して使用できますし、通信速度も速いためストレスなくスマホやパソコンでネットを使うことができます。
ただ1点注意が必要で、実はこのモードを使う場合にオプション料金として1,005円掛かってしまうことがあるんです。
しかも、手動で通常のWiMAX2+回線のモードに戻さないといけないため、もし切り替え忘れていた場合は翌月もオプション料金が掛かるはめに・・・
ただ、最近ではこのオプションの無料化が進み、どのプロバイダでも当たり前にオプション料0円となっています。
そのためこのオプション料金が掛かるかどうかは、各WiMAXプロバイダで確認をする、と頭の片隅に置いておいて下さい!
【その他】WiMAX契約の際には必ず解約金も確認
WiMAX契約時には、月額使用料やキャッシュバックばかりに目がいきがちで、解約金は意外と盲点です。
しかし解約金はその金額も大きく、解約無料となる期間も短いため、必ずチェックしておきたい項目の1つです。
契約期間 | 違約金 |
---|---|
契約翌月~12ヶ月目 | 19,000円 |
13~24ヶ月目 | 14,000円 |
25ヶ月目~ | 9,500円 |
37ヶ月目 | 0円 |
それ以降 | 9,500円 |
上記が、WiMAXの一般的な解約料金となっています。
ただし、あくまで上記は参考料金でWiMAXプロバイダによってはこれよりも違約金が高い場合もあります。
そのため必ず公式HPで確認するようにしましょう。
また、解約金が無料になるのは「契約した月の翌月を1ヶ月目として、そこから37ヶ月目」です。契約月は1ヶ月目とカウントしないところに注意です。
加えて上記の更新月に解約手続きを行ったとしても、月末になってしまった場合は翌月の解約とされてしまうことも。
きちんと、いつまでに解約しなければならないのかも確認しておきましょう。
ここまでWiMAXの料金について全てをお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
このページを読んだ皆さんの料金体系の全体像理解について、少しでもお力になれていれば幸いです。
あとは、気になったプロバイダで料金を整理し、自分なりに比較をしたうえで、納得してWiMAXを契約していただければ嬉しく思います。