アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、自分のサイトやブログに広告を掲載し、そのサイトやブログを訪れた読者が広告を介して商品やサービスを購入・登録して成果が発生した場合に報酬を受け取ることができます。
ネットが普及する前は、テレビや紙面などに企業は広告を載せて商品購入やサービス勧誘を行っていました。
しかし、ネットが普及した今では、ユーザーは自分で興味がある商品やサービスを検索し、広告主のサイトへ流れて商品の購入するのが主流になりつつあります。
また、テレビや紙面などに広告を掲載した場合は成果に関係なく掲載料が発生してしまいますが、アフィリエイトであれば成果に応じて報酬を支払えば良いため無駄なコストが発生しない企業側のメリットもあります。
多くのユーザーが集まるサイトを作成することができれば、365日24時間成果を発生させてくれるため、不労所得のイメージがあり多くの人がやっています。
矢野経済研究所によるとアフィリエイト市場は、2016年時点で2000億円を突破し、2020年には3500億円規模まで拡大すると予想されています。
副業で人気ないっぽう利益を出すのは困難
片手間でも月額何十万円という報酬が得られると人気を博し、アフィリエイトは儲かるというイメージから多くの人が副業にやっています。
確かに、アフィリエイトをやっている人の中には月額何百万円という高額なアフィリエイト報酬を受け取っている人もいますが、それはほんの一握りです。
アフィリエイトマーケティング協会が実施した2012年の調査によると、アフィリエイト報酬が月額1,000円未満の人は52%にも達しています。
つまり、アフィリエイトをやっている人の半数以上がほとんど入手を得ていないことになります。
アフィリエイトは、誰でも簡単に始められる分、成果が出るまでには長期間を要することから途中で諦めてしまう人がたくさんいます。
さらに、成果を発生させるためにはまずは読者を増やさないといけないため、指定したキーワードで検索上位に表示させるにはSEOとよばれる対策を行わないといけません。
このように手間と時間がかかることから、副業を行う場合はアフィリエイトよりも手っ取り早くお金を稼げる方法がたくさんあります。
もちろん成功すれば、他の副業の比にならないほど高額な収入を得ることができますが、非常に困難であると思っていて間違いはないでしょう。
法人化してアフィリエイトに特化している企業もあるので、副業で時間が制約されている場合はどうしても不利になりがちです。
アフィリエイトの始め方
読者が多く集まらないと成果が発生しないので、まずは読者が関心を持つ分野やトレンドに沿ったサイトを作成する必要があります。
例えば、東日本大震災が発生した際は放射能汚染の懸念からウォーターサーバーが爆発的に売れて、ウォーターサーバーを扱っていたアフィリエイターは高額な報酬を得られたことで有名です。
また、自分の興味がある分野で探す方が運用しやすいと言われていますが、アフィリエイトはユーザーありきのシステムのため、ユーザーが興味のあるテーマで作るほうがおすすめです。
ただし、サイトを完成させたものの、サイトに関連した広告が無ければ意味がありません。
そこでアフィリエイトサイト作成のおすすめの流れとしては、まずASPと呼ばれるアフィリエイト用の広告を扱う会社に登録します。
そして、広告を検索して自分が作成しようと思っている分野の広告があるかを確認し、あれば次にユーザーがどんなキーワードで検索してくるかを予想します。
キーワードが決まれば、実際に自分で検索してみて競合がいるかを確認して成果を上げられるかを判断します。
自分がやれると思ったら、あとは設定したキーワードに沿ってサイトを作成していくのみです。
サーバーを借りてサイトを作成するのが一般的ですが、最初は無料ブログなどを使っても良いでしょう。
読者にとって有益な情報を提供しつつ、広告へ流れるよう誘導していくのも成果を上げるためには重要なポイントです。