「WiMAXのホームルーターって速度はどれぐらい?」
「ホームルーターを使いたいけれど、おすすめの機種は?」
「自宅にインターネットを導入したいけれど、固定通信回線や他のWiFiサービスとWiMAXホームルーターならどれがいい?」
WiMAXのホームルーターに関するこんな疑問にお答えするため、このページでは、最新おすすめのWiMAXホームルーターや固定通信回線やモバイルルーターなどと比較した時のWiMAXホームルーターのメリットなどを解説します。
おすすめのWiMAXホームルーターはHOME L02
2019年現在、WiMAXホームルーターのおすすめ機種は「HOME L02」です。
UQ WiMAXで取り扱っている最新ホームルーターには現在3機種ありますが、その中でもHOME L02をおすすめする理由は、次の5つです。
- WiMAXホームルーターの中で最も速い
- ハイスピードエリアプラスモードが使える
- 同時にインターネットに繋げる機器の数が多い
- LANケーブルでPS4などと接続可能
- WiMAXプロバイダは最新機種でも無料で使えるところが多い
WiMAXホームルーターの中で最も速い
インターネットを快適に利用するなら速度は大切です。
HOME L02と、現在UQ WiMAXで取り扱っている他のホームルーター「HOME 01」や「HOME L01/L01s」の速度を比較してみました。
HOME L02 | 最大558Mbps |
---|---|
HOME 01 | 最大440Mbps |
HOME L01/L01s | 最大440Mbps |
※いずれも通常モード(ハイスピードモード)時の速度
HOME L02の下り最大通信速度558MbpsとWiMAXホームルーターの中で最も高速な機種です。
しかも、この後紹介するハイスピードエリアプラスモードを使えば、更に速度が上がります。
ハイスピードエリアプラスモードが使える
2019年現在、HOME L02はハイスピードエリアプラスモードが使える唯一のホームルーターです。
ハイスピードエリアプラスモードとは、WiMAXの電波に加えて、au 4G LTEの電波も利用するモードです。
WiMAXの電波しか使わない通常モード(ハイスピードモード)に比べ、より高速かつインターネットに繋がりやすくなるというメリットがあります。
同じホームルーターでも、HOME 01やHOME L01/L01sではハイスピードエリアプラスモードは使えません。
HOME L02でハイスピードエリアプラスモードを使うと、下り最大通信速度が867Mbpsになります。
更に、LANケーブルで機器と有線接続した場合は下り最大1Gbpsにも。
通常モード(ハイスピードモード)でも他の2機種より速度が出るHOME L02ですが、ハイスピードエリアプラスモードを使うとより高速になります。
ただし、ハイスピードエリアプラスモードには、月間最大7GBの制限がある点にはご注意ください。
無制限プランを契約した場合でもハイスピードエリアプラスモードでのデータ通信量が月間7GBを超えると、速度制限されてしまいます。
このため常に利用する、というわけにはいかないハイスピードエリアプラスモードですが、回線が混雑していて繋がりにくい時など、いざという時に使えると便利です。
同時にインターネットに接続できる台数が多い
自宅で使うなら、家族のパソコンやスマホをはじめ、ゲーム機や家電など様々な機器を同時にインターネットに接続したいですよね。
HOME L02は同時に最大40台までの機器をWiFi接続し、LANケーブルで2台まで有線接続可能です。
他のWiMAXホームルーターやモバイルルーターの最新機種である「W06」の同時接続台数と比較しました。
HOME L02 | (WiFi)最大40台 / (LANケーブル)最大2台 |
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HOME 01 | (WiFi)最大20台 / (LANケーブル)最大2台 |
HOME L01/L01s | (WiFi)最大40台 / (LANケーブル)最大2台 |
W06 | (WiFi)最大16台 / (USBケーブル)最大1台 |
WiMAXの最新機種の中で、HOME L02の同時接続台数はHOME L01/L01sと並んで最大となっています。
同じホームルーターでも、WiFi接続可能数はHOME 01の2倍になります。
一方、持ち運び可能で家でも外でも使えるメリットがあるモバイルルーターW06ですが、同時接続できる機器の数はHOME L02の半分以下です。
家族のスマホ、パソコン、ゲーム機、家電など自宅内でインターネットに繋ぎたい機器が多いご家庭が契約するなら、接続台数が多いHOME L02がおすすめです。
LANケーブルでPS4と接続可能
ルーターと機器を接続する際、WiFi接続よりも有線接続した方が速度が速い&安定して繋がりやすくなるため、オンラインゲームなどをプレイするために、WiMAXルーターとPS4を有線接続したいという方も多いと思います。
HOME L02は、PS4などのLANポートがあるゲーム機とも最大2台まで有線接続可能です。
「有線接続できるなら改めて言う必要はないのでは?」と思われるかもしれませんが、実は有線接続可能なWiMAXルーターの中にも「PS4と有線接続できない」機種があるので重要な点になります。
例えば、モバイルルーター最新機種であるW06はUSBケーブルにより有線接続可能ですが、LANケーブルで接続できないため、PS4とは有線接続できません。(※WiFi接続は可能です)
W05などの一世代前のモバイルルーターなら別売りのクレードルにセットすることでLANケーブルによる有線接続が可能ですが、多くのプロバイダでモバイルルーターのクレードルは、別売りまたは無料キャンペーン対象外となります。
そのため、契約時にモバイルルーターに追加でクレードルを注文すると、余計に費用がかかることがある点もご注意ください。
その点、HOME L02は本体のみでLANケーブル接続が可能なので、余計な出費を抑えられます。
WiMAXプロバイダは最新機種でも無料で使えるところが多い
HOME L02が最新機種と聞いて「価格が高いのでは?」と不安になる方も多いと思います。
実は、WiMAXプロバイダを利用するなら機種代金について心配する必要はほとんどありません。
なぜなら、2019年10月現在、GMOとくとくBBやBroad WiMAXなど人気プロバイダのほとんどで端末無料キャンペーンを実施しているためです。
どの端末でも無料で利用できるので、最新機種のHOME L02でも、HOME 01やHOME L01/L01sより初期費用が高くなることはありません。
ただし、WiMAXの本家であるUQ WiMAXは、2019年10月より新プラン開始と同時に、契約時に機種代金として一律15,000円がかかるようになったのでご注意ください。
最新機種を安く使うなら、端末無料キャンペーンを実施しているプロバイダを選ぶのがおすすめです。
WiMAXホームルーターはどんな人におすすめ?
インターネット回線を導入する際、WiMAXホームルーターかその他のインターネット回線か、悩んでいる方も多いと思います。
結論から言うと、WiMAXホームルーターをおすすめできるのは、下記の人です。
- 安く自宅にインターネットを導入したい人
- 固定通信回線の設置工事ができないところに住んでいる人
- 引っ越しが多い人、引っ越しの予定がある人
- 10GB/3日間の制限が気にならない人(月間データ通信量100GBぐらいが目安)
- 20台以上の機器を同時にインターネットに接続したい人
- UQ mobileやauスマホの月額料金を安くしたい人
なぜ、上記の人におすすめなのか、「WiMAXモバイルルーター」「光回線などの固定通信回線」「Softbank Air」など他のインターネット回線と比較した時のWiMAXホームルーターのメリット・デメリットや違いを解説していきます。
WiMAXホームルーターとモバイルルーターの比較
まずは、同じWiMAXのモバイルルーターと比較してみました。
WiMAXのルーターにも色々ありますが、今回は最新おすすめ機種であるHOME L02とW06を比較しています。
WiMAXホームルーターのメリット
- 同時接続台数が多い
- 本体のみでLANケーブルによる有線接続可能(PS4などもOK)
- モバイルルーターより速度が速い&安定しやすい
WiMAXモバイルルーター(W06)のメリット
- 持ち運び可能で外出先でも使える
- タッチパネルで設定の確認・操作可能
WiMAXのホームルーターとモバイルルーターのどっちを契約するかの最大のポイントは「外で使うかどうか」という点です。
ホームルーターはモバイルルーターよりもサイズが大きいだけではなく、コンセントで電源を取るため、屋外では使いにくいというデメリットがあります。
外出先にも気軽に持ち運んで使いたいという方は、モバイルルーターの方がおすすめです。
なお、据え置き型のホームルーターにしたからといって、設定方法が難しいということはありません。
ホームルーターにはタッチパネルがないですが、専用アプリを使えばスマホで通信量の確認や設定もできます。
WiMAXホームルーターと固定通信回線の比較
続いて、WiMAXホームルーターと光回線などの固定通信回線のどっちを契約するか迷っている方に向けて、それぞれのメリットを比較しました。
WiMAXホームルーターのメリット
- 工事不要ですぐに使える
- 初期費用が安い(工事費不要&プロバイダ次第では端末無料)
- 固定回線と比較して月額料金が安い
- 引っ越し時も解約・撤去工事不要で移転先でも手軽に使える
固定通信回線のメリット
- 通信速度が速い&安定する
- 速度制限されることがない
光回線などの固定通信と比較した時のWiMAXホームルーターのメリットは「手軽さと安さ」です。
速度と安定性が高い固定通信回線ですが、工事費用や月額料金が高いというデメリットがあります。
また、設置工事があるため、契約手続きから利用開始まで2週間~1ヶ月ほどかかります。
更に、固定通信回線だと、引っ越し時や解約時には回線の撤去工事が必要になるケースも。
場合によっては、撤去工事費も請求されるため、何かと物入りの引っ越し時の大きな負担になります。
一方、WiMAXホームルーターなら契約後に届く端末の簡単な設定さえ行えばすぐに使えます。
また、WiMAXなら引っ越し時も簡単な変更手続きさえ行えば、工事もなしで利用を続けられます。
そのため、転勤が多い方でも解約金や撤去工事費の心配をせずに契約できるというメリットもあります。
WiMAXホームルーターとSoftbank Airの比較
自宅で使うWiFiサービスだと、Softbank Airも有名ですね。
同じ「工事不要・コンセントを差すだけでインターネットにつながる」自宅向けWiFiサービスだけに両者の違いは気になるところです。
WiMAXホームルーターとSoftbank Airのメリットを比較しました。
WiMAXホームルーターのメリット
- Softbank Airより月額料金が安い
- UQ mobileやauスマホの月額料金が安くなる
- 気をつければ速度制限を回避できる
- 対象エリアが広い
- プロバイダによっては機種代金無料
- 速度が速い
Softbank Airのメリット
- Softbankスマホの月額料金が安くなる
- 他社インターネットからの乗り換え時に解約金キャッシュバック
Softbank Airと比較すると「速度・速度制限・対象エリア・月額料金の安さ」と多くの面でWiMAXの方がインターネット回線として使いやすいと言えます。
また、UQ mobileやauを契約中の方なら、スマホの月額料金割引を受けられる点も魅力です。
UQ mobileユーザーなら「ギガMAX月割」適用で、スマホの月額料金が毎月300円割引、auユーザーなら、「auスマートバリューmine」適用(※1)で月額最大1,000円割引されます。
一方、Softbankスマホの月額料金が最大1,000円割引されるセット割があるため、Softbankユーザーならスマホの料金も節約できてお得になります。
ただし、Softbank Airは「エリアごとに最大速度が変わる」「利用状況にかかわらず人の多い時間帯(夜間など)に速度が遅い」など注意点も多いです。
特に速度制限については、SNSなどの評判によると夜間はほぼ毎日速度制限がある状態です。
スマホの月額料金も節約したいSoftbankユーザー以外には、WiMAXの方がおすすめです。
※1 一部、auスマートバリューが適用されないプロバイダもあります。
WiMAXホームルーターまとめ
WiMAXホームルーターは「工事不要・設定簡単、月額料金が安い、モバイルルーターよりも速い&接続台数が多い」と、手軽かつ格安で自宅にインターネット環境を導入したい方向きです。
これからWiMAXホームルーターを契約するという方には、他の機種より速く接続台数も多いHOME L02がおすすめです。
WiMAXホームルーターに申し込もうかどうか迷っているという方は、15日間無料でWiMAXをお試しできるUQ WiMAXの「Try WiMAX」を利用するのも手です。
Try WiMAXでは今回の記事に出てきたHOME L02やHOME L01/L01sもレンタルできるので、使い勝手を知りたいという方はぜひお試しください。