今回は、プロバイダ別のWiMAXの解約手続き方法と、違約金について解説します。
家でも外でもインターネットが使えるサービスとして人気のポケットwifi「WiMAX」。
auスマホとWiMAXを組み合わせると費用が安くなるなど、魅力の詰まったサービスです。
ですが、中には他社に乗り換えたりwifiが必要なくなったり、さまざまな理由から契約解除を選択する方もいますよね。
しかし、いざ解約するとなると、
「手続きの仕方が分からない!」
「違約金がかかると言われた!」
といったトラブルもよく発生しています。
そこで今回は、
- 契約解除料がかかる条件と違約金一覧
- プロバイダ別のWiMAXの解約手続きの方法
について詳しく解説します。
WiMAXの解約を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
WiMAXを契約解除する場合の基本情報
WiMAXを契約する際に2年か3年で契約することになるのですが、契約するのはWiMAXプロバイダが多いかと思います。
そして解約したい場合は契約したプロバイダで手続きをすることになります。
また、WiMAXをはじめとしたポケットWiFi業界ではスマホと同じく解約の際に違約金が発生する場合と発生しない場合が存在するので注意が必要です。
契約解除料がかかる条件と違約金一覧
WiMAXを解約するときに気になるポイントといえば、違約金でしょう。
違約金とは、契約が満了していないのに解約する場合にかかる料金。
wifiの契約には付き物の違約金ですが、支払わなくても良い月も存在します。
「できるだけ安く解約したい!」という方は必ず確認しておきましょう。
契約更新月
WiMAXの契約は、基本的に2〜3年ごとに更新されていきます。
今回ご紹介する5つのプロバイダの場合、契約した翌月を1ヶ月目として計算。
契約したプランにもよりますが、
- 2年契約 ⇛ 契約した翌月から25ヶ月目が更新月
- 3年契約 ⇛ 契約した翌月から37ヶ月目が更新月
となります。
この25ヶ月目・37ヶ月目に契約を解除すれば、違約金はかかりません。
反対にこのタイミングを逃してしまうと、契約している期間に基づいた違約金がかかってしまうわけです。
できるだけ安く解約したいのなら、25ヶ月目・37ヶ月目に契約解除の手続きをしましょう。
違約金
先述したとおり、違約金とは契約を解除するのにかかる金額。
そして違約金は、利用している期間によって金額が変わってきます。
2年契約の場合
1〜12ヶ月 | 19,000円 |
---|---|
13〜24ヶ月 | 14,000円 |
25ヶ月目 | 0円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
3年契約の場合
1〜12ヶ月 | 19,000円 |
---|---|
13〜24ヶ月 | 14,000円 |
25〜36ヶ月目 | 9,500円 |
37ヶ月目 | 0円 |
38ヶ月目以降 | 9,500円 |
【プロバイダ別】WiMAXの解約手続きの方法
ここでは、
- Broad WiMAX
- ソネットWiMAX
- GMOとくとくbb
- Biglobe
- UQ WiMAX
の5つのプロバイダごとに、解約手続きの方法を解説いていきます。
プロバイダによって手続き方法が変わるので、あらかじめご自身が契約しているプロバイダを確認しておいてください。
Broad WiMAX
画像引用元:https://wimax-broad.jp/
Broad WiMAXの手続方法は以下のとおり。
- Broad サポートセンター 解約専用ダイヤルまで連絡(専用ダイヤル:050‐5212‐7322)
- 担当オペレーターに解約を希望している旨を伝える
- 担当オペレーターにて情報の確認をし、解約処理が完了
システムの都合上、WiMAXの契約受付は毎月25日までになっています。
26日以降は受け付けていないため、翌月の1日以降に再度連絡しなければなりません。
サポートセンターは混雑していることが多く、電話をしてもすぐにつながらないことがあります。
25日ギリギリに電話をしてつながらなかった場合、翌月以降の解約になってしまうことも。
解約手続きのサポートページに混雑予想が表記されているので、こちらを参考にするのもおすすめです。
BroadWiMAXサポートページ:https://support.broad-isp.jp/wimax/cancel/flow.php
ソネット WiMAX
画像引用元:https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/wimax2/
ソネット WiMAXの利用を停止する場合は、
- WiMAXだけをやめる
- ソネット自体をやめる
の2つで手続き方法が変わります。
WiMAXだけをやめる場合
- 解約のお手続きページ(※外部ページへのリンク)にアクセスして手続きを行う
- 申し込み受付のご連絡メールを受信
- 契約解除料の確認をして完了
ソネット自体をやめる場合
- 退会のお手続きページ(※外部ページへのリンク)にアクセスして退会の申込みをする
- 契約解除料の確認をして完了
どちらのパターンでも、解約月はまるごと1ヶ月分の料金が発生します。
日割り等の対応はないため、注意しましょう。
また、一度手続きをしてしまうと、契約解除のキャンセルはできません。
手続き後に「やっぱりWiMAXを使い続けたい」ということはできないので、しっかりと考えてから手続きを行ってください。
GMOとくとくbb
画像引用元:https://gmobb.jp/lp/gentei8/
GMOとくとくBBでは、契約更新月がそれ以外の月かで手続き方法が変わります。
契約更新月の場合
- BBnavi(※外部ページへのリンク)にアクセス
- BBnavi内の「解約」ボタンより手続きを行う
- 契約解除料の確認をして完了
契約更新月に解約する場合は、20日までに連絡しなければいけません。
21日以降になってしまうと、契約解除料が発生します。
契約更新月以外の場合
- お客様センター もしくは お問い合わせフォームに連絡(※外部ページへのリンク)
- お問合せフォーム(※外部ページへのリンク)
- お客様センター:0570-045-109 ※平日10〜19時
契約更新月以外に手続きをする場合も、20日までに連絡してください。
それ以降の連絡になると、解約手続きの受付が翌月扱いになってしまいます。
また、GMOとくとくbb WiMAXでは、ルーターなどの端末やSIMカードの返却は不要です。
SIMカードには個人情報が詰まっているので、ハサミで切るなどの処理をしてください。
Biglobe
Biglobeの手続方法は以下のとおり。
- 「BIGLOBE カスタマーサポート インフォメーション デスク」に電話をする
インフォメーションデスク
- 0120-827-193(通話料金無料)
- 03-6631-4602(通話料金有料) 携帯電話、PHS、IP電話の場合
※受付時間 9:00 ~ 18:00(年中無休)
当日付けで解約受付を希望する場合は、16:30までに電話する必要があります。
電話をしてすぐにつながる可能性が高いわけではないため、できるだけ余裕をもって連絡するのが良いでしょう。
特に月末は手続きを希望するユーザーも増えるため、なるべく月末を避けるのもひとつの手です。
UQ WiMAX
画像引用元:https://www.uqwimax.jp/wimax/newlife/
UQ WiMAXの手続方法は以下のとおり。
- 「UQお客様センター(0120-929-818)」に電話をする
- 音声ガイダンスにしたがって①⇛④を選択する
- オペレーターに解約したい旨を伝える
- 本人確認ができ次第、手続きが完了
※携帯電話・PHSでも可
※受付時間 9:00~21:00(年中無休)
UQ WiMAXは、電話で手続きを行うと即日解約が可能です。
ですが何度もお伝えしているとおり、すぐにお客様センターに電話がつながるとは限りません。
解約すると決めたら、その時点ですぐに連絡するのが良いでしょう。
安く解約するなら契約更新月がカギ!
今回は、WiMAXの違約金や解約方法について解説してきました。
「WiMAXの契約を解除したい」と思ったらすぐにできますが、タイミングによっては違約金がかかってしまうことがあります。
契約更新月に解約手続きを行えば、安く解約することが可能。
違約金の費用は決して安くはないため、しっかりと契約更新月を確認して、かしこく手続きを行うようにしましょう。
まとめ
WiMAXを解約したいと考えた時にできることなら解約に伴う違約金を支払わないで済むなら支払わずに解約したいものです。
将来解約することを検討しているのであれば、解約金が必要のない「契約更新月」で解約することが必要となります。
それ以外のタイミングだと、解約金だけでなく各WiMAXプロバイダが実施しているキャンペーンの適用外になることや、キャンペーンの一部を返還するような場合もあります。
せっかくお得なWiMAXプロバイダで契約したのに、最後の解約で損してしまってはもったいないですので、契約前のWiMAXプロバイダ選びの際にもプロバイダの解約方法、違約金の確認をしておき、適切な手順で解約することをおすすめいたします。